きかんしゃやえもんの絵を描かれた岡部冬彦さんがお亡くなりになったという。

 年をとっては不足はない80代になっておられたが、ご冥福をお祈りしたいと思う。

 やえもんと言えば、長男が赤ちゃんの時、膝にだっこして読んでやった絵本阿川弘之さんのリズミカルな文章。旧式とされてしまったやえもんのつぶやきが、痛々しくもユーモラスで、読み手も楽しかった。

 やえもんと聞くだけで、膝の上に乗った小さいけど、ずしんと存在感があり、(今みたいに人工的なシャンプーやらコロンでプンプンさせてるんじゃなくて)ふわ〜っといいにおいだった長男のかわいらしさを思い出してしまう親ばかなのである。

 (やえもんを読み聞かせたせいか、その後ポンキッキでは随分トーマスにはまってしまった(笑))

 やえもんは交通博物館で展示して貰えることになったが、日本は今までにどれだけ沢山のやえもんをくず鉄にしてきたのだろうなぁと思う。

 岡部さんはお亡くなりになっても、恐らくやえもんはずっと読み継がれていくと思う。私にとっても思い出深い作品であるから、そうあって欲しい。