今日はすさまじい天気になりましたよ。何せ、今まで一度として落下した事のなかったステンレス製の小物干しがベランダにたたきつけられてしまい、泣く泣く再洗濯。
 しかも、さおはズレズレにずれまくっていて、あと少しでさお受けから外れて、他の洗濯物も同様の被害をこうむるところでした。

 で、朝っぱらは、一見して、そんな荒れた天気がやってくるようには見えないような穏やかげな日射しでした。

 7時半過ぎ、電話。おやおや、8時と言っていた畳屋さんが「早く着いちゃったもんで」と我が家の所在地を確認の電話。こういう時、そしてこういう職種の方には携帯って便利だよねと思う。

 思えば、八ヶ岳に暮らし始めた時の最初の「えっ!」ってのが、朝が早い事。大工仕事や農作業の類の手伝いをお願いすると、皆さん、8時前にはもう顔を出される。都会生活って、スタートは早くて9時、下手すりゃ9時半、10時(TSUTAYAなんざ、その代表ですよね)という時間感覚で育ってきたので、ホント、驚きました。

 田舎暮らしでは寝坊はいかん!と肝に銘じ、誰かが来るという時は、ちゃんと起きて、着替えて・・っていう風になりましたけど。

 そもそも見積もりをして連絡を貰った段階で「えっ、8時、もう少し遅くには?」と軟弱に言った甲斐小泉なので、7時半というのは、文字通り想定外。朝食を食べていた二男、8時だよと聞いていたが慌ててそそくさと掻き込み、8時をめがけて、さぁ、今から食べようかと思っていた甲斐小泉は当然食べ損ねたんだわよ〜。

 職人とサラリーマンの世界の厳然たる違いを感じつつ、手際よく「動かせないでしょ」「無理なら、そこの2畳分はいいですわ」と思っていた重たい家具も結局動かしてしまったのは、さすがプロ! ものの30分位で、撤収です。

 しかし・・・改めて物が多い部屋だなぁ〜と思ったよ。家具はその場で土台の畳の上に乗せて、むき出しのコンクリ床の上の新聞紙を取り去ると、何か、から〜んとした場所になっている。で、家具の上からこぼれ落ちそうな書類だの、横から落ちてきたカバン等々・・・誰かさん、物持ちが良すぎるんだわ。使わない物、ホコリの巣になるような物は処分してちょ〜だい!と改めて思いましたですっ!!!

 台に乗った家具の下に掃除機やら、クイックルワイパーの奥の手を突っ込んだりして、一応掃除らしき事はした。

 その後はやる事なくなっちゃった。何せ、和室を追い出されたハンガーとか、マッサージマットやアイロン台など雑多な物がリビングに押し寄せていて、何かをしようという気力が湧かない。外は突風に大雨。窓あけられない状態で片づけにも不適(→いい言い訳が出来ただけ!?)。

 3時か4時にこさえた畳が戻ってくるというので、お待ちする、で、本を読もうと「ナイトウォッチ」を読み始めましたが・・・どうもワタシャ、昔からソ連、もといロシア人の登場人物は名前がこんがらがっちゃって感情移入に時間がかかりまして(ああ、欧米圏の文化にいかに浸りきってるかという証だよね)、睡魔に襲われてしまいました。

 ピンポーンの音に起こされて、時計を見ると2時38分頃。おおっ、畳屋さんは、何事もスピーディなのでした。のんびり買い物なんて行かないで良買ったよと思った(って、横殴りの雨の中、誰が出かけるもんかというのが本当のところ)。

 日頃の行いが正しいせいか(多分、畳屋さんの日頃の行いがね(笑))、引き取り時も納品時も、雨降りませんでした。

 いや〜、今晩は青々した畳の上で寝られます。やっと、思いっきりびんぼ〜臭い畳とお別れしましたが(かなりひどい畳だったようだけど、過去家計簿をひっくり返して費用を見て、安かろう悪かろうも仕方ないと思った。それと共に、その安かろう、悪かろう級の畳が、新築分譲時の我が家に入ってたって事なのよね〜と、改めて、不動産会社にプンプン)、畳が新しくなれば、次はふる〜いカーペットが気になるのでした(笑)。

 あああ、キリがないけど、今は教育費が第一優先だわ。

人気blogランキングへ