二男のキャンプをチャンス!とお出かけを決めたは良いが、お天気がいまいち。当初の予定、湯河原下車、足湯はパスと決定。
熱海と湯河原はうちの方から行くと、JRの運賃は変わらないのね。車中で友人と行き先を決定。
熱海って、特急を使わなくてもスッと出られる。むしろ車で行く方が有料道路のジャンクションがボトルネック状態でややこしいんだなと実感。
先ずはメル友さんが教えてくださった魚介料理の店、囲炉茶屋でお昼。早昼だが、評判の良い店のようで、既に先に並んでいる女性グループがあった。お宿の夕食も楽しみなので、軽めにアジのたたき定食。新鮮なお魚でした。
それから、熱海三大別荘と呼ばれていた起雲閣という文化財訪問。最初は実業家転じて政治家の内田さん(丹那トンネル開通時は鉄道大臣)という人物の持ち物で、その後、根津嘉一郎が買い取って、最後は高級旅館として比較的最近まで現役だった建物である。
和洋折衷は戦前の建物の特長だが、ここも内田さんが建てた和館に根津さんが建てましたサンルーム、食堂にローマ風呂などが加わっている。
今となると時代を帯びて落ち着いたものだけど、当時金唐紙を使っていたお部屋って、かなり東照宮チックに輝いていて、しかも暖炉にはガンダーラ石仏様のレリーフ。もしかして、かなりちぐはぐで成金チックだったかも?などと想像すると面白い。
熱海っていうのは、高度経済成長期の頃に「社用族がドンチャン騒ぎ、女性にはいえないことをしでかす」というイメージを抱いてしまったのだけど、実際は文人に愛された温暖な別荘地だったのね〜と改めて見直す。
雨も降るし、早めにお宿へと向かう。駅まで徒歩で戻って、そこで力尽きてタクシーワンメーターというのでタクシー使ったけど、大正解。あんな急坂。とても無理でした。
そして、お宿がすばらしかった。MOA美術館のそばにある関連の会館なんだけど、商工会だの観光協会だのに属さない穴場。お料理は本当によい材料を丁寧に調理していて、見掛け倒しの豪華さとは無縁。
お部屋も15畳二間続きというゆったり贅沢で、しかも、な、なんと・・・貸切状態だったのです。なのに、たおやかに穏やかに接してくれて、随所には美しい花。もぉもぉ大感激でしたよ。教えたくないお宿ですが、ブログをお読みくださった方にはこっそりね(笑)。
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熱海って、特急を使わなくてもスッと出られる。むしろ車で行く方が有料道路のジャンクションがボトルネック状態でややこしいんだなと実感。
先ずはメル友さんが教えてくださった魚介料理の店、囲炉茶屋でお昼。早昼だが、評判の良い店のようで、既に先に並んでいる女性グループがあった。お宿の夕食も楽しみなので、軽めにアジのたたき定食。新鮮なお魚でした。
それから、熱海三大別荘と呼ばれていた起雲閣という文化財訪問。最初は実業家転じて政治家の内田さん(丹那トンネル開通時は鉄道大臣)という人物の持ち物で、その後、根津嘉一郎が買い取って、最後は高級旅館として比較的最近まで現役だった建物である。
和洋折衷は戦前の建物の特長だが、ここも内田さんが建てた和館に根津さんが建てましたサンルーム、食堂にローマ風呂などが加わっている。
今となると時代を帯びて落ち着いたものだけど、当時金唐紙を使っていたお部屋って、かなり東照宮チックに輝いていて、しかも暖炉にはガンダーラ石仏様のレリーフ。もしかして、かなりちぐはぐで成金チックだったかも?などと想像すると面白い。
熱海っていうのは、高度経済成長期の頃に「社用族がドンチャン騒ぎ、女性にはいえないことをしでかす」というイメージを抱いてしまったのだけど、実際は文人に愛された温暖な別荘地だったのね〜と改めて見直す。
雨も降るし、早めにお宿へと向かう。駅まで徒歩で戻って、そこで力尽きてタクシーワンメーターというのでタクシー使ったけど、大正解。あんな急坂。とても無理でした。
そして、お宿がすばらしかった。MOA美術館のそばにある関連の会館なんだけど、商工会だの観光協会だのに属さない穴場。お料理は本当によい材料を丁寧に調理していて、見掛け倒しの豪華さとは無縁。
お部屋も15畳二間続きというゆったり贅沢で、しかも、な、なんと・・・貸切状態だったのです。なのに、たおやかに穏やかに接してくれて、随所には美しい花。もぉもぉ大感激でしたよ。教えたくないお宿ですが、ブログをお読みくださった方にはこっそりね(笑)。