今日は川崎に行ったよ。神奈川県の県庁所在地は川崎でええんでねぇの。神奈川市ってないんだもん、という位、最近の川崎は立派だねぇ。
 いつまでも未完成状態で美しくない横浜駅と比べると、好き好きは別として、きれいにまとまった(そうね〜、八王子駅とか、品川駅とか、最近のJRの駅は雰囲気が似てるよ)駅だよね〜。駅の周辺には裁判所等お役所系から、娯楽系、商売系までびっしり建っていて、行政の中心は関内、買物と娯楽はみなとみらい、横浜など、だら〜んと拡散してる感じのする横浜に比べて、ピシリと締まってる感じだよ。 

 本日の午前の部のお楽しみは映画フラガールチネチッタのレディスデーを利用して見るで、この前一緒に恵比寿に行った近所の友人と2人で。

 チネチッタのあるラ チッタデッラ、車窓からは見てたけど、行ったのは初めて。駅からちと歩くけれど、まぁ〜、川崎市心部では指折りの集客力があるって分かる施設だ。まるでUSJみたいな雰囲気。

 チネチッタはいわゆるシネコンプレックス。入り口が分かりづらいが、中にはいるとすわり心地の良い今風の座席。しかも窓口でチケット買うときに座席指定なので、なかなか快適であった。チュロスとか売っていて、ちょっとしゃれた雰囲気。むか〜し映画好きの友達に誘われてわか〜い原田美枝子が体当たりの熱演をしていた「大地の子守唄」を見たときの北千住の便所臭さにヤニ臭さが漂っていた小汚い映画館を思うと、ほ〜んと、フラガールの中の炭鉱住宅と今の一般的な家くらいの格差があるよ。

 フラガールだけど、なかなか良かった。笑いあり、涙ありで、私たちの前の席のちょい年輩のおば様達が「よかったわね〜」と言っていたけれど、主人公は松雪泰子と蒼井優という事になるんだろうけれど、脇役も充実していて、皆が自分の人生の主人公だという感じが良かったね〜。常磐炭鉱の風景というのが、朝ドラのCG以上によく出来ていて、さすが映画だと感心したし、踊りの場面も良かったし・・・見てよかったね〜と思うと共に、こりゃ、福島県はじめ地元が大応援したというのが分かる作品だなと思った。

 で、お昼を食べにどこ行ったかというとラゾーナ。東芝の跡地に出来たという巨大ショッピングモールだけど、秋口に行った横浜駅西口のベイクォーターとは規模が違う。吹き抜けの空間も大きいが、全体が大きくて、迷子になりそう。確か夏休前に用事でこの界わいに来たときはまだ鉄骨って感じの工事の進み具合に見えたのに、こんなに早く出来ちゃうなんてビックリである(もっとも囲いで隠されていたので、私の目に見えない部分では工事は実はかなり進んでいたのかも?)。

 しっかし、まぁ、1時過ぎに着いているのに、どの店も混んでいて入りづらい雰囲気。では、と1階に行ってみて巨大なフードコートにはビックリ。おしゃれなテーブルや椅子なんだけど、収容人数の多さに目が回りそうで、彼女がテレビで見たという味噌汁の専門店「美噌元」の小さいカウンターでヘルシーお昼にしたよ。湯葉の味噌汁と大根菜と鮭の小丼というので840円は高いか安いか? でも、とにかく、こじんまりしたカウンターでゆっくり腰を据えられる雰囲気ではないにせよ、喧騒とは離れてホッとしたよ。味もまあまあだったし。

 友達と私の結論・・・取り残されし世代よ、である。この前恵比寿に行った時は「もっとお金持ちのラグジュアリー層がターゲット」で場違いだねと言い、今度は「年金確保世代が惜しみなく援助する30代半ば位がターゲット」でこれまたズレてる感を味わい、バブル負け組み、子育てキュウキュウ組はマーケティングから切り捨てられてるびんぼ〜世代なんだよぉ、と混んで混んで、お茶したくてもどの店も入れそうもないと場所を変えて入ったエクセルシオーレカフェでぶつくさ言ってました。

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