11月になるとあっという間に1年の終わりに近付いてくる。バレンタインと同じようにうまうまうとイベント化に成功したと見えるハロウィーンのディスプレイがはずされた途端に商業主義イベントの老舗、クリスマスのディスプレイだもんね〜。

 なんて可愛くない感慨はともかくとして、実務的なこととしてお歳暮の手配も開始せねばである。
 うちは夫の勤め関係のお歳暮というのは絶無で、お歳暮というと義父母、義姉達に私の兄、そして実家でお付き合いの古い方達へという事で、品物はもうこれに決めている。

 祖母の故郷(と言っても彼女が生まれたのは大垣と聞いてるけど、育ったので故郷だろう)である若狭の小鯛笹漬け。母もずっとこれをお使い物にして来た。笹漬けは小浜の名産なので、いくつもお店があるらしいけれど、この店は老舗らしいです。

 昔は今みたいにクール宅配なんてなくて、チッキなる不便で大変なシロモノ(何せ、日通の窓口まで届けに行ったり、取りに行ったりするんだけど、担当のおじいちゃん達がそりゃ意地悪で、威張り腐っててねぇ^^; クロネコが大歓迎された訳ですよ)と使っていて、うかうかした日には腐って到着なんて悲劇もあった生鮮品ですが、酢で〆てある分、笹漬けは他のものよりは悲劇は少なかったですね。

 で、一度贈ると、大概の人が「また」と言う。(以前、送料がかなり高いので、他のものにさせてくださいとお願いしたら、夫の長義姉から見事にお断りを食らった位(笑))淡白な美味しさと珍しさもあり、年末、お正月とおめでたい時期にいいみたい。小さい樽だけど、ぎっしり詰まってますわ。スーパーなどでたまにビニールパックのものを売ってますが、やはり樽入りのほうが特別感があるし、おいしいですね。

 で、この笹漬け。「11月中にご手配下さい」となかなか高ビーであります。って手配が大変みたいなんですわ。これからシコシコ手配せねば。

 送料込みのほうがいいわという向きには、別のお店になるけれど、ゆうパック利用のふるさと便りや生協等でも扱いがありますよ。

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