一昨日は嵐で、昨日は冷えると言っていたので覚悟の重装備で出かけたら、さすが帰りが遅いので冷えたは冷えたけど、通常の二月と比べたら、寒いとは言えない状態だった。
 で、今日なんてもう春ですよ。指圧に行く道すがら、歩道と車道の隙間にたんぽぽが花を咲かせてました。子どもの頃カラスノセンコウと呼んでいたノゲシですか。あれ、普通は4月以降に咲くと思うんですけど、もう咲いてました。

 指圧に行くと、筋肉ないくせに、肉体労働のおっちゃんみたいに硬い肩してるよと言われました。左側が全体的に悪いけど、腰は右なんだそうです。(T_T)

 で、指圧に行く途中、横を通る屋敷について以前教えて貰ったんだけど、ジモピーは○○天皇と呼ぶらしいんですよ。何せ敷地にでっかい鳥居が建っていて宗教法人になってるけど、誰も拝めないんだとか(つまり税金払わない)。

 指圧の先生は「箱根まで全部自分の地所だけを踏んで行ける」と言ってましたが、彼と面識のない私の友達のジモピーのご主人は「朝鮮まで全部自分の地所だけ踏んで行けると言われていた」との事。戦前のお話だと思いますが、思わず、うちの方から山地を通って、佐渡島の方まで頭の中の地図に線を引いてしまいました。

 そういえば、昔努めていた会社にも東の天皇と西の天皇という存在がありました。東京本社にいた東の天皇は最も売り上げが良い部署のトップ。何せ、何の苦労もなく顧客がつく商品だったそうでして・・・天皇は某大大名の末裔と言われていましたが、木で鼻くくったみたいなおっさんでした。

 で、西の天皇はとにかく態度がでかい大阪支社の主でした。皆でパーティの打ち上げに三三七拍子をしようとしたら、「それは、やくざもんがやるんや、あかん」と水を差したのが印象深いです。要は何でも自分が先頭に立って仕切らなきゃいけないお方。

 実際の皇室が飛ぶ鳥を落とす勢いだったのは、長い歴史の中では殆どないと聞いております(大体、摂関家だの武家だのが牛耳っている)。それに比べて、地名等を冠した天皇というのは、その地域なり組織では相当パワフルな存在だったようでありまして・・・地元の○○天皇に関するエピソードはさらに色々あるらしいです。

 ってな事をプカプカ考えながらポクポク歩いてられたのも、今日が春みたいなうらうらした天気だったからでしょう。

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