父の様子を見に実家へ行った日。

 先ずは行きの電車の中で、相変わらず化粧をする女性が複数。特に私の前に座っていた女性は、一度引っ込めたマスカラをまた出して、ぬりぬり。
 今時そんな空想をするのは遅過ぎかも知れないけれど、ふと意地悪ばあさんの事を思い出した。

 もしも長谷川町子さんがご存命だとしたら、きっと意地悪ばあさんは電車が揺れるのでふらついたふりをして「あ〜ら、ごめんなさいよっ」とか言いながら、マスカラやらアイライン、アイシャドウをぬりぬりしてる女性にぶつかって、パンダ状態に陥って恐慌を来たすのを、楽しみにするに違いないと思うのだ。

 彼女みたいな強烈なキャラクターにぶつかられたら(しかも、相手が切れたら、たちまち弱い婆さんに扮するという奥の手もあるし)公共の場での化粧や着換えなんて金輪際しなくなるだろうな〜って思った。(私は残念ながら、修行が足りず、やりたいと思っても出来まっしぇ〜ん!)

 さて、昼。父のお気に入りの洋食屋さんに行く。ここは分煙していないから煙が来るのは我慢するし、周辺のお喋りがうるさいのも、お店の人の気配りと、BGM等の雰囲気の良さでガマン出来る。

 しかし! 今日は酷かった。テレビつけっぱなしのだっさい定食屋だってかくあるまい、というような音。どうやらワンセグの携帯でテレビ画面をつけてるらしい音がするのだが、BGMのギター曲とミスマッチで頭ガンガンして来た。すりガラス越しの向こうなので、にらむ訳にも行かないし、お店の人に言おうかどうかと迷ったが、(こういうのがよくないとは思うが)だるくて、言っていざこざになるのもイヤだな〜と思って我慢した。

 店を出る時に見たら、これはたとえお願いしてみても、お店の人が注意しづらいだろうなという雰囲気の男性だった。

 あんたみたいな人が来る店じゃないよ!と思うし、どうしても聞きたいのならイヤホンすりゃいいじゃんと思う。けど、ガタイが良くない勇気のない私は、一見して逆切れしそうなタイプの男性にはとても言えない。

 今度は指圧のセンセイの事を思い出した。彼は無礼が大嫌いだし、どこが急所かよく知ってるので、あまりに態度が悪いチンピラを懲らしめてやったことがあるそうだ。(いて〜って感じで大人しくなったそうな)彼がいたらなぁ・・・と思わず思ってしまった。

 今日はマナーの悪い人たちに対して、己の非力さと卑怯さをトホホに思いましたよ〜。

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