先ごろからず〜っと梅雨寒状態。湿気と暑さのダブルパンチに弱いから、片方だけなのはありがたいけれど、猛暑になると言っていた割には気温が上がらない。

 こうなると、逆方向に心配してしまう。もしかして冷夏? 子どもたちが小さかった頃、冷夏でお米が不作で、海外から輸入して、その国の人たちの暮らしを逼迫させたくせに「まずいコメ」とか言っていたけしからん過去を思い出した。
 思えば、このところ、子どもの頃に音楽の時間に歌い(歌わされ?)、そうだよねと実感した爽やかな五月というのがめったにない。雲の多いどんよりから、いつの間にか梅雨になり、梅雨が明けるともうめちゃくちゃ暑いとか、あるいは夏なのに・・・という状態になったり。冬は冬で、き〜んと耳が凍るような寒さはなく、いつもだらりんと薄暖かい。(昔は都内でも耳がき〜んだし、学校の日陰の花壇では霜柱がしっかり立っていた)

 変な時期に花が咲いたり、本来冬越しが出来ないはずの植物が越冬しちゃったり。(うちの一年草のロベリアは越冬してしまった。嬉しい気もするものの、手放しでは喜べない)
 
 近所のおばさまによると、イギリスというのは以前は家庭内に扇風機すら必要ではない状態で、古い由緒ある劇場ではまだノークーラーでやっているらしいが、昨今の猛暑で扇風機やエアコンを使う場所や家庭が増えたそうだ。イギリスでそうなのだから、バカンス中にお年寄りが沢山亡くなったフランスなどでも同様だろう。(八ヶ岳エリアだって、昔はエアコンなんてとんでもない話だったのに、今は地元のスーパー等で普通に使っているもん。そして、以前は売っていなかったゴキブリ対策グッズも売ってるもん)今年も既にあちこちで「変」「異常気象」の声が聞こえている。

 おりしもバイオエタノールのために穀物の家格が高騰している。こういう時、冷夏だの旱魃だのになると大変。そして、異変が起きた時、いつもあおりを食らうのは弱い立場の人たちなんだよね。しわ寄せが誰かにひどく行っていないと良いんだけど・・・。

 大丈夫なのかな、地球・・・ってホントはパソコンも使わない方がいいのだろうと思いますが。^_^;

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