携帯電話の通話料金値下げ合戦がこんなに盛んになる前、月に3000円程度は持っているだけでコンスタントに携帯代が掛かる時代には、プリペイド携帯電話って、すこぶるありがたいものでした。

 それも、ツーカーのプリティツーカーというもの。1千円カードで1ヶ月は使える(勿論、1分辺り100円というたか〜い通話料金ですから、待ちうけメインでしか使えませんが)上、2ヶ月目は受信だけは出来るという優れものでした。

 それが、振り込め詐欺にプリペイド携帯電話が使われているという事で、いつしかプリペイド携帯=犯罪援助グッズというような流れが出来て、何となく肩身の狭い思いをする一方で、携帯各社の料金下げ合戦がそろりそろりと始まり・・・

 気付いたら、ツーカーの好条件のプリティの販売が中止、次には関西エリアで行っていたロングという一定金額を投入し1年間使えるサービスも中止・・・と段々サービス条件が悪化し、とうとうツーカー自体が停波の日を迎えるというニュースが流れました。

 来年3月末まで使えることになっていますが、実際には色々なところから「通話が途中で切れた」などの話が聞こえて来るようになりました。そして、今回、八ヶ岳滞在中に、皆さんの言葉は確かだと思いました。何しろ、前は雨戸を閉めないでいたら、部屋の窓側から送受信できたものが、窓の向きによっては全く送信できないのです。出先に連絡をくれた夫が「つながらない」と怒っていましたが、私のいた場所は以前なら電波状態の良いところでした。

 という訳で、そろそろ限界を感じます、というか限界を感じさえてauへの乗換えを促進させようというのがKDDIの方針なのだろうと思います。

 番号ポータビリティの事を考えなかったら、ソフトバンクのプリペイド携帯ということも考えられるのですが、ソフトバンクもいずれプリペイド携帯を切るのではないかという恐れがあることを考えると、う〜むと悩みますね。

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