2007oct4精進料理

 今日は二男の学校のPTA主催行事で、座禅を初体験いたしました。
 拝観させていただいたのは総持寺。元々は能登にあった曹洞宗の大本山。石原裕次郎さんのファンの方はよく御存知のお寺ですよね。

 鶴見駅という川崎にあと一歩手前の駅。JRでも京急でも格別な駅ではないのですが、でも、これを地方に持っていったら県庁所在地級の「お町」なのが神奈川県の恐ろしいところです(笑)。

 駅から徒歩五分、と言っても、参道から総門まで結構歩くし、拝観の受付まではまた歩く。

 ず〜っとさっぱりしないお天気が続いていたのですが、今日はぴっかぴかの晴れ。やっぱり私達の日ごろの行いが!? ってのはともかくとして、季節はずれのセミの鳴き声も聞こえる暑い日でした。

 明治43年ですか。ともかく我が祖母より後に能登からお引越ししたという寺院ですが、当時の鶴見ってのは、まだまだスペースがいっぱいあったのでしょうね。京都の大寺院に一歩も引けをとらない大規模な寺院です(車窓から総持寺の大屋根はよく見えます)。

 その大寺院をPTAのメンバー20名程がうら若い修行僧の先導に従って静々と・・・静粛にしなくちゃいけないので、なるべくひそひそと・・・

 しかし、うら若い修行僧、最初は四角四面にしゃべっていたのに、ちらっちらっと西日本のイントネーションが出て来て、そのうちにぶっちゃけ大阪弁であります。何でも僧坊は無言の行だそうでして、彼には辛いだろうなぁ。修行して抑えるから、みっつの欲の塊になるんだそうです。(睡眠、食欲、性欲^_^;)

 100間もあるというぴっかぴかの廊下(僧侶達が修行に汚れてようがいまいが雑巾をかけまくる)を通り、一般拝観可能な色々な場所を通り、仏様やら偉い老師様のご住居の前を通る都度、手を合わせてお辞儀を致しました。

 座禅ですが・・・ワタシャあわてんぼで、そこはかばんを置くなという場所に置いてしまいましたよ。ごめんなさい。でっかいピンクッションみたいなお座布団を使って結跏趺坐を組むのですね。色々な手順をやさしく教えていただきました。

 調身、調息とコンディションを整えて、鐘の音と共に照明も落とされて壁に向かって座禅です。

 でも・・・いつぴしっ!とやられるかとびびってしまうし、外の物音は聞こえるし・・・集中するってすごく難しいなぁと思いました。超初心者ゆえ、たったの10分でしたが、背筋はピンと伸びましたね。びしっ!は頚椎症の心配さえなければやっていただきたいものですが・・・。(要はそれが心配なの)

 座禅の後、案内の修行僧のぶっちゃけ度が益々増しまして、後ろを振り返りながら(先輩僧に見つかったら大変なことになるのでしょう(笑))、先ほどの三大欲に悩まされる話なぞなさいましたです。

 それからダダッ広い本堂(仏殿とは別。な〜る、これなら有名人の大葬儀も執り行うことが出来るなという程の千畳敷なんだそうです)の前を通り、ここはどこ?状態で地下の今風の部屋に入って、老師様のお話を伺いましたが・・・いや〜、これがまた何とも俗っぽい雰囲気のお方でして、まぁ、居眠りをさせまいという仏心なのでございましょう。きみまろさんの漫談を聞いているようでした。(京大出で商売っ気たっぷりの学生生活を送ったお寺の跡取り息子さんだったよ〜で)

 そして、待ちに待ったお昼。こちらの案内の修行僧はかわいいおにいちゃんで「おばちゃんが代わりに説明してあげようか」と言うほど、とつとつとしておられましたです。

 精進料理は殺生をしない材料でつくられているので、昆布の出汁、お菜はすべて植物性です。可愛い白玉のデザートもつきました。ヘルシーで美味しいですよ。

 低カロリーで高運動。おまけにお精進ですから、修行僧の皆さんはお肌ぴかぴか、スリムでした。お説教をされた老師にも「食べなきゃやせる」と言われましたが、その通り! 精進料理はデトックス料理で、座禅は心のデトックスなんですから、すんばらしい! 家族がいなかったら、私も是非修行したいものですが、修行の場は「女人禁制」残念!(おばはん見とったって煩悩はわかへんやろと突っ込みを入れたくなったが)

 そして、最後の仕上げはグレゴリ青山さんの描くところの「京都風、お茶碗を茶でゆすぐ(漬物1枚で拭き取る)」でありまして、関西ハーフの私はニタリでした。

 いや〜、楽しかった♪ こういうイベント(失礼、拝観でしたね。(^^ゞ)は志が高くないと、なかなか個人では敷居が高いです。PTAが主催してくれて、ほんと、良かった。

 皆様も機会がありましたら、ぜひこのような御体験を・・・。

人気blogランキングへ