昨日は(実際には干してる時間帯は曇りだったんですけどね)着物の虫干しを一部でしたがしました。

 で、その時に土曜日の結婚式に着て行くものも出して見ました。出してよかった。クリーニングに出した服はボタンが傷むからと外してあったんですよね。もしも当日の朝とか前日の晩になって見たら「間に合わな〜い!」と慌てていたと思います。

2007Oct12バッグ屋さん状態
 そして服も出しましたが、バッグも出しました。今、リビングは旧ソ連のホテル内の販売店(その心は売れるものの数が少ない(笑))みたいな状態です。

 数は少ないので、迷い方は少ないのですが、でも、迷うなぁ。

 服は着物は着ないと決めてしまいましたが、母の形見(っちゅうことはもう15年以上前のものという事だよね。(^^ゞ)の地味なワンピースにすべきか、私が若い頃買った胸に真っ赤なバラのワンピースにすべきか。

 地味なグレーのワンピースは上品なのですが、私はコサージとか持っていないし、スカーフも結婚式に相応しいようなものがなくて、ひたすら埋没。まっ、親戚のおばさんなんてものは、結婚式の出席者にとってはまったくどうでもいい存在ですけどね。

 対しまして黒い絹の胸に真っ赤な大輪のバラ模様。。これ結構華やかなのはいいんですけど、実は丈が短い。かつてはすらりとした足だった(!?)私。膝丈の服が似合ったんです(と思いたい)。

 が、ここへ来てはたと気付いた。単に細めなだけの脱力足。しなやかさではなく、下手すりゃトリガラオババへの前奏曲状態の足。しかも、膝は今似非のバランスチェアなんて使ってパソコンを打ってるので、皮が厚くなってるではないですか〜、ひえ〜。

 という訳で、とても膝丈のワンピースは見苦しいものになる事必定。

 しかし、ここで助け手が現れた。近所の友達が「ついついこうてしまったんやけど、あたしには似合わん。あんたにあげる」と言ってくれた、着物リフォームの元は礼装着物だったらしい黒いシルクのスカート。これをワンピースの下に重ねると、まっ、色味と質感がちょっと違うんだけど、でも、まぁ、その他大勢ですから、たいして注目もされまいとなれば、大丈夫か・・・なあんてね。

 とはいえ、オジオバの類で先方の家に対する印象が違ってくるから、あんまり妙な格好も出来ないしなぁ・・・ウダウダウダ。(ここで「じゃ、思い切って新調するわ。夫の身内のだもん。許してもらえるわよね♪」とならないのが、ドけち虫の私なんです。多分、これが終ったら結婚式なんて当面ないでしょう。一回こっきりに何万円もの出費はごめん蒙る)

 バッグは大き目のきらきらボストンが有力候補ですが(伯母さんがくれたもので、まぁ、中高年向けの派手目、たいしたものではございません)、黒にスミレの刺繍のバッグにも惹かれます。

 これ、実は母の形見。母の手作りで、子どもの頃(だから、もうウン十年も前でしょうね)これを持ってお出かけする母がとてもきれいに見えたものです。憧れのバッグで、そのほか大勢のバックが「もう使えないから、遊んでいいわよ」としばしばお下がりでくたびれたのを使わせてもらったのと比べ、いつまでも「触ったらいかん」状態でして、大人になって、もう使わないと母から貰ったもので、実は未だ持ち歩いたことがございません。

 地味なワンピースならこのすみれのバッグだ。派手な方ならビーズの銀色かなぁ・・・
等などと滅多にない「一張羅」を着る機会を前に、考え込む甲斐小泉なのでした。

 しっかしなぁ・・・化粧の練習なんかもしておいたほうがいいかも。だって、素顔でそういう服着たら、さすがに浮き上がって見えちゃってどうにも合いましぇ〜ん。(やっぱり私は普段着の女なのだと改めて自覚 (^^ゞ)。

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