今日は横須賀美術館(市立）へ行って参りました。県内で最も新しく、話題になっていた美術館なので、一度行ってみたかったのです。

　観音崎にあり、完成するまで「税金の無駄遣い」の声もあったようですが、レストランも最初は友人と私の二人だけで「週末に稼ぐの？」と思っていたら、あらあら、あっという間にほぼ満席です。これなら今のところ、大丈夫かな？・・・とまれ、レストランには早めに入ってよかったねという状態。

　海の見える眺望の良さが魅力のレストランは、県立近代美術館葉山館のように海辺でガラスを多用というところまでは似ていますが、道路1本隔てているか、海辺に直に建っているか、東京湾に面しているか、相模湾に面しているか、後背地は？という違いで、随分印象が違います（勿論、建物の作りも違いますが）。

　レストランも葉山は海に突き出た感じで、富士山が見えて、それはそれは美しい眺望なんですが、座席数が少なくて、本当に駆け込みで入らないとという感じ。こちらはもう少しゆったりしています。で、ワンプレートに色々乗ってる（これにサラダとお代わり自由？のパンがつきます）ランチ。まるで海草みたいな古代米も炊き込んだご飯が口の中でぷちぷちするし、見た目も面白かったですわ。そして、ドリンクは？という事で、食後のコーヒー、紅茶でもいいけれど、この際、バスで来たもんね〜♪で、白ワインにしちゃいました。

　展示館は白が基調でシンプルです。展示品はユニーク。凡人には分かりづらい前衛的なものもありまして、本音を言うと、併設の谷内六郎さんの展示の方が良かった。(^^ゞ

　だって、なつかしの週刊新潮の表紙の原画だし、谷内さんが書いていた「表紙の言葉」の直筆原稿も味わいがあるし、その文章が嫌味がなくて、詩心がたっぷり。ああ、この方は絵で詩を綴ったのだと思いました。

　お散歩スペースも含めて、堪能しまして、そこから徒歩十分くらい、観音崎自然公園にあるマテリアというイタ飯屋さん、以前行った事があるのですが、雰囲気がいいお店なんです。ここで、これまた全面ガラスから間近に見える海を見ながら、ケーキセットでまったりとコーヒータイムを楽しんでしまいました。

　という訳で、昨日、今日と、実に楽しい二日間でした。うるう年の特別大キャンペーン状態！？（笑）

　皆様もお近くに来られた暁にはお立ち寄りの価値ありでございますよ。帰りはバスで横須賀中心部まで出ちゃいました。街並みは全然変わってしまったけれど、甲斐小泉にとっては故郷。やっぱり懐かしい場所ですわ。

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