集合住宅である自宅の家財保険の更新時期が来ました。今までそういう欄があったのかどうか・・・迂闊にも気付きませんでしたが、今年は気付きました。「他に加入している住宅保険があればご記入ください」という欄。

 そこでおもむろに保険関係のファイルを引っ張り出して、普段忘れている「公庫返済後に残っている保険」について問い合わせをしました。公庫等ローンを借りると担保物件に掛けられる保険。名称は「住宅金融支援機構特約火災保険」です。住宅ローンを完済をすると、その保険は払い込み済みとして残るのですが、それを解約して返還金を貰うという手も使える訳です。

 今回、幹事会社の損保ジャパンのコールセンターに問い合わせしたところ、この公庫完済後の保険はいわばお宝保険。普通に掛けるより4〜6割も安く、払い込み済みですから、むしろ取っておくべしと。
 そこで、朝から真っ青になった訳です。が〜〜〜〜〜ん!

 実は山の家も公庫を借りていて、完済したのですが、「田舎の家は担保物件にならないから、自宅に保険が掛っていた」「だから解約して、お金返してもらって得したもん」と思い込んでいましたが、ファイルの他のページをめくってみたら、な、なんと保険が掛っていたのは山の家そのものでした。

 ああああ、目先の小銭に目がくらんで解約なんてするんじゃなかった。当時、山の家なんて保険いらないよと思っていたのも解約した理由として大きいのですが、その後、近隣のご高齢の方がボヤ騒動を起こされたことから危険を感じ、保険を掛けるようになったのです。が、その金額がバカにならないほど大きいのです。

 正直、返還金の記録書類に記された金額、8万円強なんて、現在の契約2年分(除く地震保険部分)でぶっ飛んでしまいます。その保険をキープしておけば、な、何と平成32年位までは少なくとも火災についてはカバーしてくれていたのです。当時はどうだったか分かりませんが、今なら、恐らく追加のお金を払えば地震保険をつける事が出来るのに違いありません(というのは、自宅用に残した保険の最新案内には、その旨が書いてあるからです)。

 ああああああああ!

 目の前が真っ暗・・・にはなりませんが、冷や汗ものです。今年からの計算ですら、火災保険部分で35万円は無駄に払うんだ〜(T_T)と分かったのです。

 上手の手から水が漏るなんて事は申しません。この手のドジ、ワタシャ、結構してるんです。勿論、それを決めるに当たっては夫にも相談して「いいんじゃない」だったのですから、連帯責任なのは明白ですが、ですが、絶対に「小泉が悪いんだ」と言われるに決まってますから、ナイショにします。し〜っ!


 皆さん、住宅ローンについてる保険は、完済して自分の保険になった時はオトクなお宝保険となる可能性大ですから、よ〜くチェックして、むやみやたらと解約してはいけませんぞ! 大汗モノの失敗をした甲斐小泉からのご注意でございます。

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