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朝ホテルをチェックアウト。時間に余裕をもって桂離宮前に到着したのは良いのですが…受け付け開始時間は参観開始時間の二十分前から。

早過ぎました。何せ景観を壊すからか待つためのスペースなぞ無し。脚の具合が良いとは言い難いおば様にはお気の毒でした。

しかし、受け付け後はなかなか良かった。ささやかな売店の店員さんは嫌みなく色々見せてくれるし、今春から就業と言うかわいらしいお兄さん(と息子を見るような目で、よその坊ちゃまを見る年齢になっちゃいました)は一生懸命説明してくれるし…

桂離宮のシンボルカラーのような白と青の市松模様の襖のある松琴亭を始め、配置された各々の建物の一見シンプルですごく凝った美しさや緑に囲まれた庭の景色などなど、いや〜、頑張って申し込んで良かったと思わせてくれる陣容でした。

それにしても、容易にお庭を見渡せないように衝立のように松を植えたり、島津候からの献上と言う蘇鉄があったり、足下をわざと不安定にし、じっくり庭を見る余裕がないようにした(のではないかと言われるそうな)などなど、遊び心以上に京のお公家さんのいけずを感じさせてくれる名園でした(笑)。

参観終了後はのんびり休憩は出来ないのです。参観料代わりにと笑琴亭の市松模様の七宝焼きの入ったメガネ掛け兼用のピンブローチをおば様に買わさせてしまった後、お水を飲んで、なんて言っていたらご注意を受け、お手洗いだけ拝借し恐縮しつつ退散!

アクセスマップではバス停から徒歩八分とあり、行きは阪急桂駅からタクシーで来てしまいましたが、売店の方によるとそんなに掛からないとの事で、桂離宮に行った人は大概寄ると言う中村軒と言うお菓子屋さんでお昼にしました。

エアコンなんてなくても緑陰や風通しのよい建物なら涼やかに過ごせる、と離宮で味わったばかりですが、中村軒もエアコン不用のいい雰囲気の古くからある感じのお店でした。

ウナギの茶漬けはワウワウ食べてしまい(山椒が効いて暑い日にさっぱりとしたおいしさでした)写真取り忘れました。f^_^;

画像は名物の麦代餅(むぎてもち)と絶対に飲んでみたかった冷やし飴。

麦代餅はもちろんおいしかったけれど、キンキンに冷えフロスト状になったマグに入っていた冷やし飴、ショウガが効いて、とてもおいしかった!

冷やし飴は賛否があるそうですが、私は好き!に一票です。おば様も気に入ったとの事なので二票ですね。o(^-^)o


いやはや、行きたい所は行けた、食べたい物も食べられた、で周囲からは体温並みに暑い時期に京都へ?と白い目で見られたと言うおば様、ふ〜んだ!状態のようでした(笑)。

最後は京都駅でジパング倶楽部で切符を買われるおば様の横で携帯操作。画面上では隣の席が取れないのを係のお姉さんが操作してくれました…それでもちゃんと値引きになっているのかは…現時点では不明です。


※今回の教訓

・エクスプレスリサーチは一回の乗車で一回しかクーポンが使えないらしい。

・二人組で新幹線の三列シートの予約をする時は真ん中を開けて、窓側と通路側の予約をしておけば、繁忙期は別だろうが、好き好んで真ん中席を予約する人はめったにいないので三列シートを二人で悠々使える可能性大。(悪知恵(^^ゞ)

・桂離宮は余り早く着くと体力のない人、身体に障がいのある人はしんどい。簡易イスを用意するかギリギリに行くべし。

・夏休みは平日の夜だろうとお手軽価格のバイキング形式の食事処へ行くもんじゃない。にぎやか(はっきり言ってやかましい( ̄○ ̄;))なのを好む人は別。

・そうは言っても暑い京都。ドラッグストアや100均などで熱中症予防のための水を格安でゲットしておきましょう!


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