タイトルが大げさですなぁ。まぁ、この中身、近所の友人に読まれると、ちょっとまずいかも知れないので、トップシークレットなんですわ。だって、いつも美味しいケーキやお菓子を食べさせていただいてるのに、こんなことを書いてるのを読んだら気を悪くされちゃう? それでは困るんです! だって、やっぱり美味しいですからねぇ。 

 で、その読まれちゃ困る秘密の話なんですが、実は私、この世の中からケーキや、いわゆるスィーツと称される、日本ならではの華やかなお菓子ってのが無くなっても、多分、時々悲しくなるくらいかと思うんですけれど、一方で、無くなったら困る、死ぬ前に食べたいというくらい、本当に本当のところ、大好きなのは、せんべいやあられなどの米菓、サツマイモ(焼き芋やふかしたの。スィートポテトでないものね)に栗の類。出来るだけ天然っぽくて、あまり砂糖やら香料やら使ってないものたちなんですね。つまり凝ってないもの!

 これらが無くなったらパニックですよ〜。

 お山で庭に落ちてる栗。落ちるときに本当にボトボトと音がするんです。屋根に当たったときなどはゴチッと音がして、それから地面に落ちて、イガがはぜて中から栗が出てくるのです。つやつやの栗。でも、小さい穴が開いていたりすると、虫さんがお先に失礼という感じ。穴が開いていなくても、結構虫さんが先住していたりするのが通例でした。

2008年10月14日剥く前の栗
 これ、今年の栗です。小粒ですが、つやつやしていて、しかも、この栗くり坊主(初代ですわ)を使って剥いてみても、虫がいたのはたった1個でした。



 栗くり坊主はひとつあると便利ですよ。ハサミを握る感じで、かたい鬼皮がスイスイ剥けます。ただ、山の栗は小粒なので、渋皮まで剥こうと思うと、中身が著しく減っちゃいますから、鬼皮にとどめて、剥き終えたのはこんな感じ。↓

2008年10月14日鬼皮を取った栗

 何しろ、小さいから、そこから渋皮をどうしようか、栗の渋皮煮(ジャパニーズモンブラン?)は美味しそうだけれど、何しろ手が掛かる。そもそも食用の重曹が我が家にはない!というところで困ったと思ったら、「ためしてガッテン!」の過去放送分に栗の話が書いてあると教えてくれる親切なサイトがありまして、そこで見ると、「素揚げ」が勧めてありました。それなら出来る! で、揚げたのがこれです。

2008年10月14日素揚げした栗

 なんかパッとしない色になってしまいましたが、これが、おいしいの♪ そんなに甘くない栗なんですが、滋味豊かというか、コクがあるんですね。比べちゃ申し訳ないかも知れませんが、栽培モノの美しい栗にはない、力強いコクと旨味があるんです。皮は揚げたてはパリパリしていて美味しかったのですが(時々えぐかった(笑))、冷めてもパリッとしていて美味しい。

 う〜っ、こんな美味しい栗は久しぶりだぁ!と言いながら、次々につまんでしまいました。

 ホント、山の家の近所の野生の栗って、栗毛虫にやられて、まともに実がならない年があったり、毛虫にはやられてないはずが、中はしっぽり虫食いだらけだったりと、なかなか一筋縄ではいかないのです。

 今年はバッチリ豊作です! ひょっとすると、11月初旬にまた山にいけるかも知れませんが、その時にまた取れるか・・・それともリスなど、お山の小さい仲間がしっぽりと取り込んで冬の栄養にしているかな?(^_^)

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