元々の予定で、本日はまたしても観音崎京急ホテルのスパッソ+ランチバイキングに友人3人と参りました。昨日の嬉しいアクシデントでお腹いっぱいだったので、今日は朝を極力軽く・・・そして、先ずはお風呂に入ったので、お腹も空いてきて、例によって例の如く、写真を撮るのも忘れて食べまくって、やっと思い出して撮ったのがこれです。

2008年10月22日スパッソのバイキング一部

 ハロウィーンにあわせて可愛いカップに入ったプリン。(今日は団体さんが入ってるとかいう事で皿が足らなかったのかも知れませんが、じっつは、食べ終わってないのに、断りなくウェイターさんが下げてしまって、ワタシャ、とってもお怒りで、感想メモに書いちゃいましたっ! それに直ぐにカトラリーやお箸も下げちゃうの。友人は割り箸を二膳か三膳取って来る羽目になったけれど、時代に逆行してませんか?(>_<))

 この前行った時より秋が深まったからなのか、とにかく混んでいて、午後、もう一度入りなおしたときにはお風呂のカランが空くのを待つ状態が一瞬にせよありました。また、レストランも満席で待ってる人がいたわ〜。

 お腹を減らすべく歩きましょう!とホテルから海沿いを歩いて、由緒ある観音崎灯台界わいのお散歩をしました。近くに防衛大学もあるので、時々、かなりアップダウンがある林間遊歩道をランニングしてる若者がいましたよ。でも、灯台に行くと、どっかの団体さんが20人くらいと遭遇し、狭い灯台の中でごった返すのもイヤだなと思って、ここは観覧料200円掛かりますが、パスしちゃいました。
 白亜の灯台であります。

2008年10月22日観音崎灯台

 その後、見晴らしの良い場所を求めて、案内看板を信じ、適当に歩きましたが、ところどころ崩落危険ネットがあったり(灯台の手前だったかも?)結構スリリングな上、旧日本軍の砲台があった遺構も残っていて、日本版インディジョーンズのロケ地になりそうであります。

 特にこのトンネル。関係者以外は崩落危険性が高いので、通り抜けいけませんと言う看板がそばにありましたが、昼尚暗く、向こう側がぽ〜っと明るい・・・うう、な、なんか出そうな雰囲気でした。同行の友人がえらく興味を抱いたので「待っていてあげるから行けば?」と冗談を言ったら、さすがにコワいとの事でした。

観音崎

 3年くらい前でしょうか。別ルートでこの界わいにある戦没船員慰霊の丘まで行った事がありますが、多分、同じ場所を通っていると思います。うっそうと茂った照葉樹林。ところどころに残る戦跡。無理矢理徴用された朝鮮の方々が掘らされたのではないかと思われるトンネル(こちらは通行可能)等。戦後60年以上経った戦争の跡を見ていると、本当に愚かな戦いをしたんだとつくづく感じます。

 友人の一人が「日本が戦争だ、戦争だと言ってる時、アメリカじゃ、あの風と共に去りぬを撮影していたんだよね。本当に負けるに決まってる戦争だったのに」と言いましたけれど、情報力の差や思い込みの強さというのは実に恐ろしいものですね。そういう時、被害を蒙るのはいつも弱い人ばかりです。

 短い散策でしたが、豊かな自然に囲まれているだけに、崩れかけた戦跡に戦争の悲しさが詰まっているような気もしました。

 また来ようね、次は散歩してからお風呂だと、帰り道は能天気に話しながらバスに乗って海辺を走ってマイホームタウンに戻ったのでした。

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