今日は近場の花見。同行者は昨日も一緒に浅草に行った友人であります。

落語で言う長屋の花見とは意味が違うけれど、我々の場合も長屋の花見。その心は「ちょいと声を掛ければ、ほいっ!と出てきて、一緒に花見」であります(笑)。オートロックなどのない集合住宅住まいって現代の長屋だもんね〜。(^_^)

2009年4月4日近所桜

 もしも浅草に今日行ったら大変だよね〜と言いつつ、近隣を散歩。駅から遠い、辺鄙な場所だよとしばしば文句を言うけれど、自然環境は、首都圏の政令指定都市としてはかなり恵まれたほうでしょう。こんないいところがあるのねと、実家がその界わいにある友人に教えて貰って歩いた小路。よく手入れされています(逆に言うと、住民くらいしか来ない場所とも言えますが)。
ところで、こんもり茂った部分にこんな木がありました。ちょっと離れていたので、分かりづらいので、お絵かきツールでへたくそな○で囲んだ木です。

BlogPaint

 お分かりでしょうか。枝のところどころが白くなっているんですが・・・これ、恐らくはリス害です。鎌倉〜葉山あたりを跋扈しているリスによる様々な被害、電線をかじっての停電やら、樹皮を食べちゃっての被害などのうち、樹皮を食べてしまっているという方です。この木何の木?ですが、余程お気に入りみたいで、周囲の樹木の中で、ひときわはっきりと裸になってしまった枝が痛々しい感じでした。

 友人が言ってましたけど「鴬の鳴き声が聞えたら、都会の人は感動するだろうけど、私たちフツーだから感動しないよね」。同様に「リスのカカ鳴きが聞えたって、今や当たり前だよ」という状態なんです。

 既に鎌倉方面ではリス害対策として「駆除」という手段が実行に移されつつあるとか。何とか折り合いをつけて共存できたらと思いますけれど、そもそもが飼育されていた台湾リス(外来種)が逃げ出して増えてしまったとか。いっときは餌付けなどして観光資源ともなっていたのに、ここに来て害の方が目に付き、駆除とは・・・先日読んだ「約束の地」ではないですが、考えさせられてしまいます。

約束の地  /樋口明雄/著 [本]
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