これは宇治平等院の藤の花です・・・と言いたいけれど、実際は隣接の小学校に咲いている花です。
タレントの清水由貴子さんの自殺報道はやはりショックです。にこやかに明るそうでいて、悩み深かったんだろうなぁと思います。介護については、周囲で何人か心身の調子をひどく悪くした人がいるので、他人事とは思えません。頑張り過ぎないこと、人にお願い出来る部分はお願いする事、などなどの部分、彼女は自分で抱え込んでしまったのではないでしょうか。残されてしまったご母堂様の事も心配ではありますが、ともあれ、ご冥福をお祈りします。
さて、個人的には能天気な1日でした。
何と言っても、見たくて、見たくて楽しみにしていた映画「鴨川ホルモー」を見に行ったからであります。
鴨川ホルモー /万城目学/著 [本]
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万城目さんのこの本を最初に手に取った時は「なんじゃ?」状態で、読み始めたら、もぉ止まらない。京都好きが昂じてしまったのですが、潜在意識でじわじわと・・・息子の関西への遊学を許す下地を作られてしまったみたい。(^^ゞ
原作と映画はところどころで違いますが、基本は押さえて、大変に面白く、私の大好きな濱田岳ちゃんも大活躍であります。(ちょっと、本の高村のイメージとは違いますけどね(笑)) 今のコンピューターグラフィックスを駆使した映像は、本当に見事にオニたちの動きを捉えてるなぁなんて感心もしますし、初のロケ許可が下りたという京大の吉田寮(百万遍寮と名乗るのが撮影許可の条件だったそうです)の旧制時代を思わせるすばらしさ(!)なぞも、学生の街、京都らしさをフルに満喫させてくれます。
そして、何と言っても、京都好きにはたまらないロケーション。鴨川、河原町、錦天満宮、蹴上等々、「ああ、行ったぁ」「知ってるもん」状態ですね〜。
鴨川ホルモー /万城目学/〔著〕 [本]
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正月から放映していたNHKの土曜時代劇「浪花の華」ですっごいカッコイイ男装の麗人剣士を演じていた栗山千明の凡ちゃんが、なんともハマっています。ああ、メイクや髪型やふるまいで、人というのはカッコイイとダサいをかくも演じ分けられるのか(ただし、元々の土台が良くないと苦しいでしょうな「演じ分け」は・・・^_^;)と感心しちゃいました。
で、見終わって、超珍しくもプログラムなんぞ買ってしまった訳です。
もぉ、いけないんです。映画を見ている途中から、行きたい、行きたい、行きたい! きょおとぉぉぉぉぉぉぉ∞・・・とホルモー!と叫ぶのと同じレベルで心の中で叫んでおりましたよ。
お昼はチネチッタ(そうそう、上映場所で、我が家から1番交通の便がよろしい映画館というのがここだったんですね)の居酒屋さんの限定○食の580円ランチでラッキー! カウンターのお姉さんと楽しく話しちゃいました。
しかし・・・その後、京都本がすこぶる充実しているあおい書店に入り込み(そういや、この前「プリンセス・トヨトミ」を買ったのも、あおい書店の別の店でした)、京都コーナーをつらつら見て普通のガイドブックとは一味も二味も違う、淡交社(確か裏千家の出版部門ね)のキョースマ!という極めて軽薄そうな響きを持つ雑誌を買ってしまいました。(^^ゞ
なごみ別冊 2009年4月号 京都に住まえば・・・キョースマ’09春号 [雑誌]
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いや〜、もう、いけません。この状態って、何に似ている?
恋少なき私のドキドキの片思い状態ではありませんか。私は京都に恋してるんですな、と気付いた。オバサマ方の安全な恋愛のひとつに、韓流とか、きよし君の追っかけとかありますが、京都に夢中ってのも、それと同じ系譜だよね〜。
京都というのは、恐らく「恋人としては素敵だけど、結婚すると色々な意味で、ハラハラさせられそうな男性」っていう感じなんだと思います。なもので、定住は無理として、賃貸アパートを借りて、1〜2年位で良いから、じっくりと色々なところを見て見たいものです。これを私の今後の夢と致しますわ。
何で八ヶ岳じゃないの?と言われますと・・・八ヶ岳は結婚相手にも向いているし、恋人にも良いと思う。
でも、昨今、行くと、先ず「娘として、孫娘としての義務」というのが先立ちまして、手放しで満喫出来なくなっているんですね。つまり、その「義務」が生じる部分が、結婚相手って事なんでしょうけれどね。