多機能の商品って、便利そうでいて、それぞれの機能が中途半端で使いにくいというのはままある事。さりとて、これがあると便利だぞというものを単品で買って行くと、お金はなくなり、場所は取るとなり、結構ストレスの素になったりします。^_^;

 勿論、ハサミみたいな小さいものは、リビング、個室、下駄箱の中と家の何箇所かに分散しておいていますが、それは場所を取らないものだし、使用頻度が多いため、いちいち他の場所に取りに行くより、その場でさっと出せたほうが良いから。

 でも、しょっちゅうは使わないけれど、でも、欲しいなという時には、出来るだけひとつのモノを使いまわしたり、他のモノで代用させたいもの。

 私にとって、その代表的選手のひとつに踏み台というのがあります。カタログやポイントの交換品などで折りたたみ式の踏み台やら、椅子兼用の踏み台を見ると「あると便利だろうなぁ」とは思うのですが・・・ふと我に帰るのです。「そうしょっちゅう使うかい?」
 自問しますと、そうしょっちゅうは使いません。はさみみたいに1日に何度も出番がある訳じゃなくて、1週間に一回あるかないか。それ位の頻度のためにまたモノを増やすのは何かなぁ・・・。

 今までは食卓の椅子を使っていました。これは安定性抜群で安全です。が、難を言えば、重い目の椅子なので、ちょっと移動が面倒なのと、しっかりしている分場所を取ります。

 本日、別項目で書いた通り、突如思い立って換気扇の掃除を始めたのですが、行きは良い良い帰りは怖い状態。というのは、取り外す分には簡単だったのですが、洗い終えた部品を取り付ける時には引力に逆らったスタイルで作業するものですから、なかなか難儀だったのです。「私の背、あと10センチ高ければなぁ」という状態。

 ここではたと気付きました。何も45センチくらいは高くなる必要はないんです。10センチ、20センチならば、これがあるよ!

 という訳で風呂場から浴用腰掛を持ってまいりましたら、とても具合が良かったです。浴用腰掛はプラスティック製で軽くて持ち運び簡単ですし、風呂場で使う=滑らないようになっている、という事で、座面は小さいですが、案外と安定性があります。ちょっと背高のっぽになった気分で楽に作業が出来ました。ヽ(^o^)丿

 この手の使い回しを直ぐに思いつかない理由は何でしょう。風呂場のものを台所にというのが結びつかないというのがあるでしょうし、それぞれの状態が良くないと「汚す」とか「汚れがくっつくから」という風になるでしょうね。適宜手を入れて、使い回しをしても双方のコンディションが悪くならないようにするのもポイントかと思います。

 あと、付属品関係の使いまわしなぞも思いつくことがあります。例えば、少し前に近所の友人と一緒に買い物に行った時に、息子さんの携帯オーディオ用のヘッドホンが必要になったので探すと言っていましたが、取り急ぎ安いのでいいとの事なので「携帯の付属品のヘッドホンがあるはずだから、探してみたら」と言った事があります。(というのは、私と彼女の携帯が全く同じだったから思いついたのですけどね)

 単純なコード・ケーブルの類も共有できることが多いので、今は使わないものだからと速攻捨てないほうが良いかも知れません(勿論、何でも「使うかも」で取っておくと、後々大変な事になりますが)。

 こんな感じで、何か新しいものを買う必要が生じた時に、今持っているもので代用が出来ないかを考えるのは、なかなか楽ですよ〜。考え抜いても、どうしても他で代用が効かない時には潔く新たに入手いたしますが、出来るだけ、周囲に「持ってる?」と聞いてからにしています。(^_^)

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