部屋の中に吊る下げた簡易健康用品を詰め込んだバッグからはみ出ている紙を見て、瞬間で「ものぐさ」と読んだ、その字はもぐさだった。

 そう、お灸を据えるときに使うあれです。もっとも、我が家にあるお灸は紙巻タバコ状態で、既にもぐさをセットしたもの。これを使うと、家族から「くさい」とぜっ不評なので、何日間か誰もいないときじゃないと使えないのが困り物。

(※何回ヤダヨ、くさいよ、と言っても、ありていに言えば食事がまずくなるような、全く体質に合わないムスク系コロンをつけ続ける夫と違い、みんなから総スカンを食らうものを、我を通して使い続ける程の強さがないのが、私のいい人であるところでもあり、悪いところでもあるのです

 ものぐさと読めてしまうのは、自分がものぐさな自覚があるからなんだよな〜。唯一ものぐさを放り投げるのが、ケチ、節約、得をしようという時だと言っていい位。(^^ゞ

 それを改めて強く感じたのは、昨日、図書館の棚に近藤典子センセの「暮らしのアイデア100」を発見。借りてきて、流し読みをしながらでした。




 近藤先生はご自身の事を本当はずぼらだとおっしゃっています。思えば、収納研究家や家事研究家の方には、結構「手を抜きたい」「楽をしたい」という方が多いです。ずぼら〜料理研究家を名乗る奥薗センセも、そのお一人でしょう。



    ↑ この本が、奥薗センセと最初の出会いになりました。
      子どもたちが小さい時に買った本で、センセの手描き
      のイラストと、軽妙な文章にハートを撃たれた〜!


 そう言えば、周囲を見回して、収納・片付けをはじめとして、家事が得意な人って、きちんと出来ちゃうから、正攻法でさらりとやっておられ、ノウハウを編み出して、楽をしようという「努力」をしている様子が感じられないですね〜。(多分、育児分野でも)

 私もものぐさゆえ、時間を掛けたくない、ひとつの動作でいっぺんに出来る事は同時にやっちまいたい、極力探し物をしたくない・・・などなど、ちょっとの工夫で後から楽をしたいというタイプで、私の場合は、ウサギと亀のウサギですな。最初にぴょんぴょん動いて、あとはぐ〜たら寝てます(勿論、その間に亀さんに追い越されるというオマケ付き^_^;)。

 ぐ〜たら寝ないのなら、かぶりついて本を読む時間に当てたり・・・最悪なのはついついネットサーフィンしてウン時間っていうパターンですが。(^^ゞ

 家事はシジフォスの石積みに例えられる位で、やっと終えたぞ〜と思うと、次のがやって来るものであります(まぁ、家事じゃなくても、仕事全般もそうでしょうが)。そこへ全力投球、100%ピカピカの水準を自らに課すと、私の性格だと、そんなの無理無理、といっそのこと全部放り出したくなります。

 そこで、夏休みのシュクダイよろしく、毎日ちょびちょびと65点主義でやって、大きな垢が溜まらないように、そこだけは努力しているのです。つまり、大きな枠でものぐさに振舞うための努力ね。(最近、ある方に、やっと及第の65点なんてダメよ〜と言われましたが

 ものぐさに暮らすためには、物を持ちすぎないことも大事でして、シンプルライフの達人は実はものぐさな可能性もあるのかと思ったりもします(んな、訳ないよね〜)。

 今の課題は、よりものぐさに暮らせるために、ものの持ち数を絞り込むこと。これがなかなか難儀です。家の中に入れるのは簡単なんですが、いったん取り込んだものを出すのは大変。さりとて、何が何でもダメ!となると、生活に変化が乏しく、くすんで行く部分もありますしね・・・。

 諸先生方には遠く及ばぬものの、ものぐさを自覚していると、ぐ〜たら&ものぐさに暮らしたいがために、結構、「努力」するもんですね〜(笑)。 

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