朝のうちはかなりの降り。しかし、元気にレディスデー割引目当てで映画「ハゲタカ」を近所の友人と見に、横須賀に行きました。

 何せ、不便な場所に住んでいるゆえ、行ったらほかにも色々・・・というパターン。映画の後はお楽しみ♪を忘れずに、です。

 「ハゲタカ」はNHKで土曜日に放映された重厚なドラマ。私はずっと見ていましたが、その時は柴田恭平さんが演じる芝野という銀行員に対して、大森南朋さん演じる元部下の鷲津が敵対的人物として描かれていました。各回のゲストが面白く、特にサンデー社という玩具会社の社長を演じた富士真奈美さんはインパクトありましたな〜。

 という回顧談はさておき、今回は日本を代表するアカマ自動車の敵対的買収に対して、ホワイトナイトとして鷲津が登場。しかし、だんだん取り乱してくるアカマ自動車の社長やら、敵対的買収を掛けてくる裏に何かありそうげなファンド会社の残留日本人孤児三世という触れ込みの劉一華に、アカマ自動車の派遣工の守山などなど、おなじみの栗山千秋、松田龍平、中尾彬と言った面々に新しい顔ぶれも参加しまして、目まぐるしく動く経済を描き出しているのであります。

2009年6月24日さくらんぼ箱入り状態
 この作品、サブプライムローンの破綻があって経済状況が変わってから脚本を変えたらしいですね。派遣社員の問題なども取り込んでいるし、リーマンブラザースっぽい名前の会社も登場するし・・・。

 で、玉山鉄二さんが謎の人物、劉一華を演じているのですが、ついつい「景虎さまぁ」と言いたくなってしまったりします(笑)。で、この人物、大河ドラマ「天地人」の景虎様同様、いえ、もっと可哀相に描かれています。この幕切れはあんまりだぁ!と思ったのは私だけ?!

 友人は派遣工の彼は無理矢理参加っぽいね〜と言っていましたが、確かに、何を言いたいのかが、いまいち通じない感じはしました(オバサンずは、ちゃんと因果応報とか起承転結が欲しいのよん♪)。あ、これは役者さんのせいじゃないからね。

 ひとりの友だちはテレビ版を見ていたそうで、面白かったそうです。でも、連続して見られず、途中でご主人がほかの番組を見始めてしまったとか。もしや金融関係にお勤めのご主人にとっては辛いドラマだったのかなぁ〜なんて勝手に想像。(^^ゞ

 さ〜て、映画の後はお楽しみ!

 友人にg.u.を紹介。二人ともお買い物をしたのに、ドけち虫の甲斐小泉は「必要ではない」(正確に言うと、欲しかった薄手の生地のパンツ、小さいサイズしかなかった(T_T))と買いませんでした。

 この頃テレビで「不景気のため、消費者が必要なものしか買わないので、小売業に痛手」と言うような説明がなされますが、うちは元々必要なものしか買わないのさ(勿論、例外あり(笑))。

 遅い目のランチをヴェルニー公園の中にあるカフェ・コルセールで食べました。ここに行くと分かっていたら、クーポン印刷して行ったんですけどね〜(笑)。

2009年6月24日カフェコルセールの日替わり:鮭ドリア

 夜は軍港の眺めを楽しみながらのデートスポットみたいですが、昼間はお手ごろ価格のランチで、主婦が多い。席数がそんなにないので、いつも直ぐに埋まってしまうようです。平日はデザートが付いています。

2009年6月24日カフェコルセールの日替わり:デザート

 そして、ヴェルニー公園を散策。去年も見たっけのバラ、今年は二番花もだいぶんお疲れではありましたが、友人たちは結構楽しんでくれました。横浜市心部の公園、例えば山下公園とか港の見える丘公園などと比べて、穴場ですよ〜。

2009年6月24日ヴェルニー公園2


 幕末の小栗上野介という悲劇の人も横須賀造船所の設立には大いに寄与しておりまして、彼が非業の死を遂げるに至る捕縛地で領地の倉渕村と横須賀は姉妹都市になっているはずであります。(平成の町村合併で高崎市に編入したようですね。ウィキペディアによると、合併後の高崎市が横須賀と姉妹都市のようです。)

2009年6月24日ヴェルニー公園1

 ヴェルニーの胸像と小栗上野介の胸像が公園の中心部に並んでいます。

 この辺り、JR横須賀線の横須賀駅も近く、旧海軍鎮守府だったという軍港の雰囲気が色濃く残っています。

 散策後、映画館やg.uの入っているショッパーズプラザに舞い戻り、先ずはシャトレーゼで和菓子を買って、うろうろして、存分に楽しんでから帰宅しました。

※冒頭の画像はいただきもののサクランボ。今年は不作だったそうです。貴重な果物、ありがたく頂戴しました。

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