友人が誘ってくれたので、平塚の市立美術館で開催中のいわさきちひろ展を見に行って参りました。

 平塚美術館も、なかなか立派です。

2009年7月28日平塚美術館
 美術館のランチって人気なので、先ずはお食事しちゃえ!でレストラン&カフェ、ラ・パレット(そういえば、八ヶ岳の清春の美術館内にも同じ名前のお食事どころがあります)に行きました。目の前に芝生と屋外彫刻作品とタイル貼りの方形の池がある眺めの良い席に座って、カレーのランチに致しました。

2009年7月28日平塚美術館内レストランお食事1

 サラダのカボチャは生で食べられるコリンキーという品種だそうです。ちょっと硬いけれど美味でしたし、カラードピーマンは甘かったです。

 カレーは赤米に、焼き野菜(これも甘い)にコンニャク入りハンバーグを盛った丼に好きな風に掛けていただきます。ハンバーグがどういう風にコンニャクを入れたのか分かりませんが、軽くて美味しかったです。友人は昔、お母さまが熱を出したりすると登場した缶入りのハンバーグを思い出したそうですが(笑)。

2009年7月28日平塚美術館内レストランお食事2

 肝心なちひろさんの絵の展示は、夏休み、年齢を問わず楽しめる絵という事もあり、お子さん連れや、シニア層の方まで幅広く、程よい賑わいでした。

 本当にちひろさんの描く子どもの絵は可愛らしくて、祖母も大好きでしたね〜。私も幼稚園で配布されていた月刊の絵本などでよくなじんでいましたので、懐かしいし、今も、ユニセフの夏用絵はがきで購入して、暑中見舞いに御挨拶に使ったりしています。

 初期の作品から、晩年の作品まで幅広く色々ありましたし、エプソンが画質をほぼ原画どおりに復元する技術を提供した作品もありましたし、レアな油絵もありました。また、戦争に対する憤りを通して平和を訴える、見るのがちょっと辛い作品もありました。(決して直接的に惨劇を描いているのではないのですが、添えられた文章と絵を照らし合わせると、本当に切なくなります)

 しかし、1番印象的だったのは、赤ちゃんの絵。松田道雄さんの育児書で見た記憶がありますが、新聞紙をビリビリして遊ぶ赤ちゃんの様子、重い頭を床につけて、でんぐり返りしそうな赤ちゃん、などなど、長男がベビーの頃を懐かしく思い出してしまいました。

 そして、ちひろさんの言葉の中に、とっても頷けるものがありました。それは「大人というものはどんなに苦労が多くても、自分のほうから人を愛していける人間になることなんだと思います」(1972年)という言葉でした。

 今時の大人とは、年齢的なものに加え、ともすれば、持ち物やお金など、心の部分と切り離したところで認められたりしますが、彼女のこの言葉は本質を突いていて、ずしりと来ました。私、その意味では本当に大人と言えるかしら?と心の中で自らに問いかけると・・・答えは・・・???

 平塚って、案外と近いです。駅に近い商店街には昔懐かしい風情の店がまだまだ残っていて、子どもの頃を思い出してしまいました。ちひろさんの絵と言い、街の雰囲気と言い、郷愁を感じる、しかも楽しい1日でした。

 いつか練馬と、安曇野の美術館も行ってみたいです。

人気blogランキングへ