一昨日来たばかりではありますが、以前お世話になった会社の先輩を横浜観光にご案内。

 と言って良いのか怪しいものですが、先ずは横浜美術館へ。フランスの19世紀絵画の変遷を展示していて、皆さん、フランスの文化って大好きなんですね。日曜日という事もあり、かなり混んでいました。(勿論、上野のフェルメールなど、都立美術館の思惑通りの大混雑には至らず、程よいよりちょっと濃い混み方でした)
 
 どうもね、この年になると、食べるものもそうですが、絵画なんぞも和の方が好きです。宗教をテーマにした西洋絵画は、聖人の殉教とか、メメントモリ(死を忘れるな、ですか)など、遺体やら、髑髏やら、血やら、心安らかなものよりは、おびえさせるものが多くて・・・また、神話や宗教をテーマとして描かれた裸婦なども、解説には「○○に事寄せて」とあり、要は好き心でヌードを書いていたのだよと・・あらま・・・ゲージツというより、好色に取れない事も無いのでした。^_^;

 しかし、美術館自体は結構見ものでした。とても久しぶりだったので新鮮な思いで見ましたが、柳宗理展まで見る余裕がなくて残念でした。

 その後赤レンガ倉庫に行くと、横浜物産のある棟のガラスショップにすてきなスワロフスキーのマグネットネックレスがありましたよ〜。これ、友人からのクチコミで、ケチ虫の私ですら、かなりそそられるものでした。(そう、コスパが良さそうなの〜(笑))先輩は潔くお求めになりましたが、私は、ウダウダウダ。パープル、ブルー、ピンク、ターコイズ、グリーン、ブラウンなどあり、迷っちゃったのです。(^^ゞ

 結局、気候が良くなったら買おうと先伸ばし。
 その後、暑い中歩いていただき、氷川丸に乗船。私はリニューアル後二度目ですが、先輩は初めてなので、結構楽しんでくださいました。

2009年8月8日氷川丸より

 前にも書いたと思うけれど、父が留学に使った船ですが、いっときはユースホステルになったり、ちょいと鄙びた観光施設になっていたりして、今が一番もとの客船の持ち味を出しているかと思います(思えば、よくぞスクラップにしないでいてくれたものです。戦前の客船で、唯一残ったからこそ、古いものは壊しちゃえ!捨てちまえの高度経済成長期を乗り越え、いっときの不振→廃業状態から、リニューアルが出来たんですね。本当に強運な船です。とはいえ、日本郵船の太っ腹、ありがとう!)。父に見せてやりたいのですが・・・もう来る気力ないだろうなぁ。

 暑い日差しでしたが、結構雲も多かったです。

2009年8月8日氷川丸より

 ホテルニューグランドの本館のすてきなエレベーターホールをご覧いただき(披露宴が行われていたため、部外者があまりグズグズいられる雰囲気ではなく早々に退散)、モトマチでは老舗ベーカリーのウチキパンでお買い物。

 平日に行くとウチキパンは夕方は殆ど売り切れなんですが、週末はお客さんが多いので、夕方でも食パンが買えるのだ!と新発見でした。

 先輩、浮世絵屋さん、酒井好古堂に寄って、版画の絵はがきをお買い上げ!

 このお店はちょっと敷居が高い気がしますが、見せていただくだけでも、快く対応してくれて、なかなか楽しいお店ですよ。このお店に売っているすてきな額入りの浮世絵を飾れるスペースと雰囲気を確保するのが、ひとつの夢ですね〜。

 健脚気味の私に合わせてたくさん歩いていただいちゃいました。お昼が餉餉 というランチバイキングだったので、腹ごなしと優しくフォローしていただき、楽しい1日が終りました。


尾篭な蛇足*クィーンズイーストはトイレの数が少な過ぎです。ランドマークプラザでは4階の奥の方のトイレが穴場です。(ブースの数も多く、空いている)が、そこの並びにH&Mがオープンしたら、穴場ではなくなるのかも。^_^;

人気blogランキングへ