近所の義姉に誘ってもらって川崎扇島のJFE(元日本鋼管+川崎製鉄)の工場見学に行きました。

 株主向けの見学ツアーなのですが、なかなかの人気で、今まで何回か抽選に外れていたとのことで、今回も6000人からの応募がある中、バス3台分くらいの人だけが招かれたという訳でラッキー!でした。

 工場の敷地内に入ると、そこだけは撮影OKの場所がありまして、その中のラウンジで用意されたお弁当がこれ。↓

090925お弁当JFE

 二段でなかなか彩りよくきれいでした。平日、昼・・・という事は男性は殆どシニア。女性もシニアが多く、私ですら平均年齢下げてるぞ〜と思った位(笑)。なもので、この量はちょうど良かったです。

 そして、このラウンジの外にある眺め・・・まるで京都の広沢池ですか、嵯峨野あたりにある池みたいな雰囲気で、1本の高い煙突が目に入らなかったら、ここはどこ?状態。

2009年9月25日JFEの池

 その後別の建物に移動し、専務さんなどによるレクチャー。鉄は色々なところに使われているのだ、と改めて思います。そして、サブプライムローン破綻の影響のお話などもチラチラ・・・。また、Co2を最も排出する業態としての今後の方針などのお話も、見学会の間や終了後の質疑応答の中で出ましたね〜。
 レクチャーの後、撮影不可の場内へバスで乗り入れますが、不謹慎ながら、鉄サビ色の構築物はゴーストタウンの雰囲気を狙ったテーマパークみたい。

 まるで馬糞の山みたいと思ったのは、いわゆるくず鉄。これも使い尽くすし、鉄を冷やす時使う工業用水も蒸発する分以外、リユースするそうで、まぐろを一頭解体して、ぜ〜んぶ食すのに鉄鋼業は似てると、極めて分かり易いながら、食い意地の張った自己流解釈をしたのでした。(^^ゞ

 ド迫力だったのは上屋の中で見せてもらった、まるでのし餅みたいな鉄を延ばしていく作業。たった一人がコントロール室から制御しているそうですが、1200度(だったかな?)に焼けた真っ赤な鉄がゴロゴロしたローラーの上を動くうちに、ドンドン薄く、長くなっていくのです。

 しかし1200度と言うのは凄い高熱だというのは、激しく吹きかけられる水流が、たちまち水蒸気となる位であり、なおかつ、何度も水を掛けてもまだ灼熱の赤さを保っているという事からよく分かりました。

 これまたお仕事をされている方には不謹慎な連想になりますが、原爆の高熱が一瞬にして地獄をもたらしたという話がどうしても脳裏をチラついてしまいました。あの熱、あの圧力・・・いったん事故があったら大変な事になりそうです。

 しかし、一方で、巨大な力を掛ける重々しい機械の作業の正確さを見ていると、こういう重機の設計をする人たちの存在も思い、すごいもんだ!と感嘆です。

 私のような理科系がハナから駄目な頭の持ち主からすると、工場というのは、本当に知恵のかたまり。

 かんてんパパガーデンでは木曽の漆塗りの作品の展示販売をしていたのですが、こういう家内工業、手作業は勿論、JFEのような巨大企業の作業も、とにかくモノづくりというのは大したものだと思います。

 モノづくりをする人を大切にしないと日本の将来はない、とこれは義姉と私の共通の意見でした。

 お土産に関連会社のサラダ用野菜までいただいてしまい、楽しい工場見学は終ったのでした。

 工場萌えという言葉があるのが、よ〜く分かる、骨太な造形美がありますな。

 すっかりJFEファンになり、株が欲しくなったぞ!原資はどこだ!(汗&笑)

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