今朝は相当量の洗濯物がありましたが、何とか片付けて(竿がいっぱいになったけれど、地味色でした)、友人と映画を見にお出掛け。

 お気に入りのシネマ・ベティで上映の「のんちゃんのり弁」。先週末から「あちゃ、初回上映時間が午後になっちゃった」ので、ちょっと迷いましたが、いっそ先にお昼を食べて、午後見ようと決定。

 先ずは横浜橋商店街の福ぞうというお寿司屋さんでランチ。友人に教えて貰ったこの商店街。お名前はかねがね聞いておりましたが、という状態。

 庶民的なアーケード。多分、大阪の黒門市場とか、ああいう感じなんじゃないかなぁ〜。横浜市内で言うと、弘明寺のかんのん通りとも似ています。お安い、おいしそう、ユニークな店などが並んでいて、シャッター通りなんて言葉はここでは死語。

 ぶらぶら歩いていて「おいしそうだね」で入ったお店が福ぞう。630円のにぎり寿司定食。トロとかうになどは入っていないけれど、えび、いか、まぐろ2かん、サーモン、ほたて、玉子焼き+みそ汁で、今日の腹具合にはピッタリでした。

 お店のおばちゃんが愛想が良くて、一人で来ているシニアのお客さんにも色々話しかけています。この商店街、お惣菜を扱う店も多く、一人暮らしでもおかずを買ってやっていくのにピッタリだし、主にシニア層は、お店で食べたり、飲んだりして、人とのふれあいを楽しんでいるのかなぁ?と思いました。外国人の方も多いようでした。

 近所の八百屋さんで10個100円のちびみかんと、なんと20円なり〜のえのきだけ(国産でしたぞ!)も買って、伊勢佐木町へ移動。
 伊勢佐木町はゆずのデビューの場となった松坂屋が撤退して、沈滞。とうとう、市の指定文化財だった建物を壊していいから、とにかく、建替えてという話になったと今朝の地元紙にありました。リーマンショック以来、デパートはますます沈滞。当初はある程度高層にして、外壁をたくさん残して建替えという計画もおじゃんだそうで、どこまで保存してもらえるのか、アールデコ調のいい雰囲気の建物だっただけに、気になります(中のエレベーターの階数表示なども、どこかで保存して、大事にしていて欲しいんですけど)。

 低価格がウリになってしまっている状態なので、スターバックスも空席がいっぱいで、利用者としては嬉しい状態でしたけれど、今の伊勢佐木町だったら、恐らくスタバは出店しなかっただろうなぁと思いつつ、映画の時間までギリギリいっぱい、珈琲ブレーク。

 そこから歩いて、黄金町のシネマジャック&ベティのベティの方へ。ジャックも2本立てでなかなか魅力的な出し物でしたが、最近、とほほな事に2本立てを見る元気がないのです。

 のんちゃんのり弁は、原作がコミックだそうですね〜。原作を知らないから、なんとも言えないのだけど、主演の小西真奈美さんが、あまりにモデル然とした美しい容姿なので、夫を捨てて実家に戻った後、求職活動で次々に断られるというのが、「ウソでしょ。本当はこの人なら、門前払いなんてありえない。採用されるよ」と思わざるを得ませんでしたね〜。

 しかし、容姿はとにかく、というか、その容姿だからこそと言うべきか、彼女はすごい熱演で、べらんめぇの下町っこ「小巻」をイキイキと演じていました。子役も達者でしたな〜。

 そして、倍賞美津子のお母さんや、彼女が弟子入り志願する小料理屋の亭主、岸部一徳さんが存在感がありました。

 出て来る料理がどれもおいしそう! 同行の友人は料理上手で、お嬢さんもフードコーディネーターをめざしているくらいなので、興味津々の様子でした。

 私は・・・小巻みたいに、ズドンと気に入らんやつを殴れたら、気持ちいいだろうなぁ〜と・・・日ごろの平和主義に似合わぬトンでもないことを思ってしまいました。(^^ゞ

人気blogランキングへ