本日は雨女の私の音頭取りで近所の友人と一緒に地元出発のバスツアーに参加しました。

昨日、号令のメールを送ったら「最悪!」なんて返事をよこした不届きモノもいましたが、メンバー中に大明神級の晴れ女が二人いましたね〜。出発地点では雨模様だったのに、埼玉県の北部あたりから道路に濡れた気配がなく、日光はやや寒いものの、傘要らずで良かったです。

2010年4月16日スカイツリー建設中
なかなかさばけたガイドさんで、色々と案内をしてくれましたが、車窓からのスカイツリーは建設中のところを是非撮影したほうがいいですよと教えてもらい、パチリ。

首都高のバスの中から、シャッタースピードの遅い携帯カメラでって、なかなか難しいです。








2010年4月16日日光お祭
日光市内はお祭の最中でした。帰宅したら、ちょうど9時のニュースで寒い、4月というのに何じゃこれ、状態のニュースを放映していて、積雪の箱根と共に、春を呼ぶお祭なのにさむ〜い日光というのも流していました。確かに、主催者側で、和服を着て、襟巻きを巻いた方、多かったですね〜。
2010年4月16日日光お昼ご飯
バスツアーというと、低廉な価格の中で何をどの位やってくれるんだろうという事が楽しみでも不安でもありますが・・・

先ずはお昼。葵ご膳とか言う名前で湯葉や大豆など、ヘルシーなご膳であります。お店のメニューを見たら、これは1050円なり〜でした。

団体さん向けに冷たい作り置きのおかずを並べているのですが、でも、栗おこわは蒸したてだし、湯葉スープも熱いので、上々ですわ。

2010年4月16日輪王寺金堂
神仏混交の名残が濃厚な日光。輪王寺の金堂です。もうじき大補修で養生シートで被ってしまうそうです。

額が掛かってますが、小さく見えるけれど、畳7帖分もある昭和の寄進とのこと。

ここでは鬼門除けの万能お札セットを勧められ「就職活動にも」というのに気持が動きましたが・・・お値段聞いて諦めた! いかに万能2年間有効でも、毎日ご祈祷をしてくださるとしても、紙製品で3000円は諦めた。世界遺産となって、維持管理も大変で、1円でも多く寄進を必要とするだろうなぁ、とは思いましたが、説明員のいる寺社では、どちら様でも、お守りやお札のアピールに熱心でした。

2010年4月16日三猿
有名な三猿です。見ざる、言わざる、聞かざる・・・私が一番心がけたほうがよいのは、言わざるか・・・(^^ゞ








2010年4月16日陽明門
はい、皆様お馴染みの名高い陽明門。別名ひぐらしの門とも申します、その心は1日見ていても飽きないから・・・とガイドさんの説明を聞いたのは、今を去る事、○○年前の小学校時代の修学旅行の時。

本日、長らく御無沙汰の後、やっと二度目の日光でございます。

2010年4月16日二荒山神社
入り口付近は輪王寺。それから東照宮。さらに歩くと二荒山神社・・・あああ、日光ややこしい。

その二荒山神社の奥に、私の子どもの頃は未公開だった家光公の墓所である大猷院がございます。

今回、大い&是非是非行きたかったのはその大猷院でした。







2010年4月16日大猶院山門神社仏閣と言えば、きらきらしいものではなく、歳月にさらされたワビサビ系という思い込みがあるせいか、彩色鮮やかな日光の建築物は、ちょっとね状態に思っていたのですが、見た目は美々しくも、400年近くを経ているので、さすがの風格です。

こちら大猷院への山門。


2010年4月16日大猶院
バスガイドさんによればおじいちゃん大好きだった家光公の廟。おじいちゃんの廟である東照宮と比べ、すべてが少しずつ控えめな感じではありますが、非公開の時代が長かっただけに、傷みが少ないし、奥まっている分、訪れる人もだいぶん絞られるからでしょうか、きれいでしたね。


2010年4月16日家光公ご墓所
ご墓所の前にあるご門。竜宮城の門みたいですね。

この扉の奥に家光公のお墓があるのですね。

人が少ない分、絶好の撮影スポットみたいで、大猷院エリアでは、人数は少ないものの、日本製カメラを持った外国の方が熱心に撮影されてました。






2010年4月16日大猶院階段
先ほどの大猷院への門をくぐると、直ぐにこんな階段があるのですが、ここからの眺めがとても静かな落ち着く眺めです。

日光にいらしたら、ぜひ大猷院をお忘れなく!という感じですね〜。

お庭には遅い梅(何せ、日光界わいは今が桜の満開期。本当に本当に、これでラストだよね〜と思いつつ、またまた車窓からではありますが、存分お花見が出来ました)と、コウゾ・ミツマタ系のひなびた花が咲いていてきれいでした。

2010年4月16日デザートバイキングそして、もう一つのイベント(こちらをメインイベントのように、かっぷくの良い明るい添乗員さんは言ってましたけど(笑))、デザートバイキング。

会場そのものは、お気軽バスツアーではよくある質素な、長居は出来ないタイプの部屋で、要は展示見本品試食コーナーってな感じですけれど、量は沢山用意してあるし、シャーベットや苺大福、ぱりぱりの皮の中に自分でゴマ餡をはさんで作る最中など、存外美味しかったです。

ラストにお漬物屋に立ち寄り。私は醤油系の漬物が苦手なのでパスでしたが、友人たちは1名以外、皆さん、結構お買い物してたので、キックバックもそこそこあり、次回もめでたく催行ではないか、などなど相変わらず裏を考えてしまう可愛くないやつでした。

ちなみに本日のツアーは5980円という微妙なお得感のある値段です。これで自宅最寄り駅界わいから日光までのバス代と、3人分の人件費、そして、1050円のお昼ご飯、1170円の団体料金の拝観料、デザートバイキングなどの費用が入っていました。

寒い日でしたが、傘はささないで済んだし、今年の異常な気温の上下により、梅も桜も一度に見られるという、超ラッキーな光景を味わえたのだとガイドさん。もっとも、野菜高値ですし、アイスランドの噴火で飛行機が飛べない、などなど、ちょっと心配ではありますけれど・・・。


今日も楽しい充実の1日でした!!ヽ(^o^)丿