今月末まで有効の某優待券を使いきらなくちゃ!となりました。で、何を見ようかと考えた結果、流血系の苦手な私にとって、一番妥当だろうという消去法でアリス・イン・ワンダーランドにしました。

3Dじゃないんですが、USJのデロリアンに乗ったら、もぉ、吐き気がしちゃったような私ですから、かえってありがたい!という状況。

不思議の国のアリスのその後、というお話で、ひなひなした貴族の青年と婚約しなくちゃになったアリスが、不思議なウサギの後を追いかけて、穴に落ちてしまって・・・というストーリー展開。
その後はおなじみの赤の女王や、芋虫、ハンプティダンプティがモデルの双子きょうだい、チェシャ猫、お急ぎウサギなどが出て来ますが、新キャラがジョニー・デップ演じるマッド・ハッター(帽子屋)とヤマネの剣士、赤の女王にお仕えする騎士、そして、赤の女王の妹の白の女王などが出て来ます・・・とここまで書いてウィキペディアを見ると、ハッターやヤマネって原作に登場しているようですね。

はるか昔に読んだもので、すっかり忘れています。読んだ当時にはあまり印象的ではないキャラクターだったのでしょう。

ともあれ、この映画ではハッターがアリスと並ぶ主役級で大活躍。画面を見ていると、これが3Dだとすごいんだろうなぁと思わされる場面が多いです。が、非3Dで見ると、ストーリー運びがいささか性急で、ブチ切れかな〜と思わないでもないです。

むか〜し(と、この頃の日記と来たら過去回顧ばっかりで、年食ったなと思います。(^^ゞ)、今みたいにリアルな特殊効果が無かった時代に見た人形たちが活躍した「ダーク・クリスタル」という映画がありますが、ストーリー運びはとても丁寧でした。(セサミストリートの生みの親であるジム・ヘンソンの作品です)

アリスもダークと同じような荒唐無稽な世界を描いているので、もう少し丁寧な描写だと良かったなぁと思うのですが、間引き運転的画面展開も多分3Dだとハマるんでしょうね〜。

おでこちゃんの赤の女王、残酷で「首をちょん切れ!」が口癖ですが、なかなか愛くるしい表情もして、また、心に哀しみを帯びていて良かったです。対してきれいな穏やかなという白の女王の赤すぎる口紅とマニキュアは「殺さないのがモットー」という割には違和感がありましたな〜。

心に染み入るタイプの映画ではなかったですが、子どもも見られるで、露骨な残虐シーン(例えば名作であるアニメ「白雪姫」のオリジナルには、魔女に捕らえられた犠牲者が水を求めて床に転がる甕に手を伸ばしたまま白骨になっている画面がありましたよ。今も残ってるのか謎ですが)はなくて、流血残酷系が超苦手な私にも楽しめたのは良かったです。

映画を見終わってから、お相伴してもらった友人のおススメでビジネスマンに人気らしい回転寿司のランチ散らし寿司限定○○食600円なり〜を食べましたが、なかなかおいしかったで〜す!

東急ハンズでポイント交換でゲットした500円券を利用し、生活必需品であるヘナ・カラートリートメントを購入。その後、もうひとりの友人ご推奨のおしゃれな100均「ナチュラル・キッチン」でほんとにちょこっとお買い物をしました。




※このカラートリートメント、この手の「シャンプー後に使うと、白髪に色が入ります」という商品の中では割と色の入りが良いのでリピートしました。