ライブドアのお題。時々、このテーマ書きたい!というのがありますが、今日のがまさにそれ。

母に読んでもらった思い出の絵本と言うと・・絵本とは言いがたいかも知れないけれど、星の王子様。

私はどうやら幼稚園時代に、園児向けの絵本は読めるようになっていたので、兄のお古などの童話や昔話以外で、これは読んでもらった!ととってもはっきり意識してるのが6歳の時、家の裏手に出来た市立図書館で母が借りてきてくれた星の王子様なんですね〜。

当時は図書館の本というのは、決して衛生状態よろしくなく、新規オープンの図書館の本だったから借りてきてくれたのか、いえ、でも、その星の王子様、既に手ずれた感じがしてたという気がするのですが・・・

(かの山口百恵さんも通ったという図書館。出来立ての当時と、公園部分も潰してしまって拡張した今とではかなり様変わりしているようですが、当時は外回りに水飲み場というか足洗い場みたいなのもついていて、公園で遊んで、その足で図書館へという感じでしたかね〜。ああ、なつかし!)
またまた脱線しちゃいましたけれど、児童書は1階にあって、そこで借りてきてくれた星の王子様。

星の王子さま 新訳


星の王子さま 新訳
livedoorブックス
(今は新訳があるんですね〜。私は内藤濯さんの岩波の本で育ちましたけれど)


母が読んでくれるのをチラ見。挿絵は色のついているところとそうではないところがあって、ひらがなが多いけれど、歴然と、それまでの園児向けの絵本とは文字量が違いました。

一番不思議だったのは、童話らしい雰囲気なのに、かなりちんぷんかんぷんな内容だった事。王子様は・・・と言って語られる王子様は、それまでの童話に出てくるどの王子様とも違い、ひたすらはかなげ、悲しげで、ヒーローっぽい活躍もしなければ、わがまま王子でもなくて、子ども心には甚だメリハリの効かない存在に思えました。

出てくる動物、花なども、教訓臭に満ちた昔話とも違うし、極彩色のヒーローまたはヒロインのド活躍もないし・・・淡々と、少しずつ進む、ちょうど、象をこなすうわばみの画みたいな、とりとめもない、そりゃ何じゃ状態でした。

読んでくれている母も、ふだんの読み聞かせと比べて、迫力が欠けていたというか・・・戸惑っていたのではないでしょうか? あるいは先ずは自分が咀嚼するだけで手一杯だったのかも。メリハリがあり、滑らかなほかの本の時と違い、時々、とつとつとした読み方になっていたのを覚えています。

でも、いえ、だからか、に妙に心に引っ掛かるもののあるお話でした。(その後、ナルニア国ものがたりほどではないですが、何回も星の王子様を読むこととなります。勿論、今、本棚にも入っています)

子ども心に一番印象に残ったのは、お金の勘定を第一にしたり、人の事を話す時に数字やわかり易いもので判断する大人がいるという事でした。だから、私はついつい、つまらぬ人のたとえとして、お金ばかり数えていた男の人なぞをあげてしまいますが、「星の王子様のあの人」と言ってすぐに分かってくれる人もいれば、「なんじゃそれ」という方も勿論いらっしゃいますね〜。

何はともあれ、そういうタイプは、以降、私の中で「つまらない人」の条件の重要な一つとなり(って、ワタシャ、生活の必要上からとは言え、お金の勘定を第一にしてるんですから、つまらない人間って自認している事になりますが・・・・^_^;)、今に至るまで、人を判断するのに、先ず第一に学歴や勤め先、それにいくら稼いでいるのかなぞを知りたがる人って、苦手です。(いるんだよな〜、血のつながりのない親戚に何人か