野球賭博の問題から、とうとうNHKでの生中継中止となった大相撲。父みたいなテレビ桟敷にかぶりつきの根っからの相撲ファンには辛い場所ですね。

野球賭博を通しての暴力団とのつながりなど、由々しき問題だとは思いますが・・・・そもそも「自己申告したら、罰しない」という意味合いの事を言って賭け事をしている力士達に申告させた後に、大罰則・・・というあたりに、相撲協会の姿勢の甘さが見られますね。

どんな約束でも約束は約束なのに、いい大人が守れない約束をしてしまった。力士達当事者も不満でしょうけれど、この状態、子どもたちの目から見たら、うそつきにしか見えないでしょう。

大人がウソついてるのを大々的に見せている状態は政治経済などでも、多々ありますけれど、今回の相撲の騒動ほどわかり易いのはないですね。子どもたちへの悪影響が心配です。
テレビでは初日が満員御礼にならなかった大相撲の様子が報じられた後はもっぱら参院選のニュースが流れてました。

予想通り、民主党の議席数がガタ減り。自民党総裁の谷垣さんが久しぶりに笑顔を見せていましたが・・・

民主党はこのまま低落し、短期政権で終るのか、それとも、盛り返すチャンスがあるのでしょうかねぇ。

出だしはフレッシュでよかった民主党ですけれど、お金の問題、普天間の事に加え、ばら撒き批判やら、消費税に対する迷走発言などなど・・・・自民党と攻守ところを変えた感じ。

与党となった側が、必ず自分用の落とし穴を掘ってしまう。それに対して野党が吼える、ド突く。それだけ、政治は難しいという事なのでしょうけれど・・・・だから、誰に投票しても結局は同じ・・・・って気がしないでもありません。

なんかなぁ・・・目の覚めるような話が政界に(そして財界にも)起こる事を期待してしまう凡人です。