そもそもサイトを立ち上げたのが「チリも積れば」というか「ケチも積れば夢となる」だったのですが、最近の私、その逆コースで日々コツコツやっております。

・・・というのは、チリを退けていく作業。チリも退ければ・・・夢が来る!?
チリというのは、この場合、不要品やゴミなんですけれど、実家の片付けを始めて捨てられない性分ゆえ、とりあえずさくっと色々持ち込み、加えて下宿を引上げた長男の荷物も入り込み、6月くらいから、我が家はもぉメチャクチャ状態に陥っています。

特に暑くなり始めた頃は見てるだけで尚の事暑苦しくなるのは、日記に何度も書かせていただきました。

それをほんの少しずつ、それこそ、つもり預金の逆のコースみたいな感じで、ちょぼちょぼ動かしています。断捨離の達人は憧れますが、ばっさり切れないタイプが無理をしても仕方ないですしね。

先ず、間引き状態で、状態がよく、なお且つ執着がないものから寄贈型リサイクルショップへ持って行きます(この二つの条件が揃うってのがなかなか難しい。一度清掃なり洗濯するか、あるいは愛着を切り捨てるか・・・)。

それから、明らかにゴミにしかならないものを処分します。粗大ゴミは申し込んでから引取りまで1週間は間が空くし、資源回収も週に一度。布モノに至っては1ヶ月に二度、しかも雨が降ったらダメと、かなりハードル高いです(勿論、資源回収に出す布モノも洗濯して清潔にしなくちゃですし)。

こういう一見後ろ向きな作業って、かなり時間を食いますね。

でも、私が落ちこぼれた友の会の羽仁もと子先生がおっしゃった「家庭は簡素に社会は豊かに」とちょっと違うかも知れないけれど、我が家の不要品が誰かの家で役に立ってくれたらと思うし(寄贈型リサイクルショップで買い手はお安い価格で買えて、その利益は発展途上国の女性の支援に使われるというそうですので)、友の会の御大だった町田貞子先生の「物のいのちを使い切る」をしたいし・・・・。

そうそう、ありがたくも沢山献本していただいている「本が好き!」の本ですが、これは転売禁止というルールがあります。友だちにも一部あげましたが、一気に図書館のリサイクル書棚ではあまりに勿体無いし、やはりみんなに読んでもらいたい、で寄贈するようにしているのですが、これが結構面倒なんですよ〜。

リストを作って、自治体の担当にメールなりFAXを送る。そして、必要というものを教えて貰って、選り分けて持ち込むのです。やっぱり、財源不足感が高い八ヶ岳の方に多くをあげたいと思うのが私の真情でして・・・・そちらで引き取らないと明言している文庫につきましては、在住市に問い合わせ、と2箇所に問い合わせるのであります。

現在、北杜市に問い合わせをしてますが・・・・3日経ったけど、まだ返事がないぞ。遅いと、横浜市立図書館にもって行っちゃうからねっ!

今日は実家から発掘した母の夏物スーツ2点を寄贈型リサイクルショップに出しました。正直なところ、色々な思いがあって、出すかどうか迷ったんですけれど・・・クリーニング済みだし、傷んでいないし、あまり流行と関係ないスタイルだし、多分、これ所謂おばちゃん体型の人ならば着るよね、と思いました(ぶっちゃけ、中年期の母と私の体型はかなり違いまして、残念ながらお下がりというのは殆ど無理です)。そして、友人経由の無骨なダイエットシューズも誰も希望者がいなかったので出させていただきましたし、いただきものの販促物のミニハンドタオルも・・・・。

本当にチリも積ればの逆ですが、こうやって、すこ〜しずつ家の中から不要品を取り除けて行く、秋にはすっきりしたいぞ〜!と思いながら、コツコツと動くことに致します。

さぁ、次は何を家から出そうかしらん。