出発時は大雨。途中お休みしたSA(海老名)でも雨。まとわりつく濡れた服が気持ち悪ぃ〜!と思っていましたが、明け方の大津SAはすっきり。京都駅もかさ不要でヽ(^o^)丿。

女性専用車プリマ号は出発が早い分、到着も早いです。朝食どうしようかと思いました。前回は豪華にイノダ本店のモーニングにしましたが、今回は安上がりになか卯の豚汁定食にしました! 質素な内容ではありますが、290円なり〜は嬉しいわ。

今回のお目当て、百万遍の手づくり市なのです。そして、8日にオープンしたての東横イン五条大宮店の利用も・・・

たまさか私のドジマヌケでシングル2室のつもりが、ツインを利用する事になりましたが、その結果、一人分のお代は2泊して5390円なり〜というお安さ。オープンしたての東横インって、サンキューゴメンねという3950円(シングル)のキャンペーンがあるのですが、ツインやダブルは更にお安いという訳です。

この五条大宮店、正直に言いますと、東横インの京都の他の店に比べると一番不便な場所にあります。JRの丹波口駅から徒歩10分か、市営バスの大宮五条、または島原口下車(京都駅から出る時は島原口で降りたほうが近く、逆方向の時は大宮五条で降りたほうが良いですよ)なのです。

なので、旅程が京都中心だったら、とっととバスターミナルで1日乗車券500円をゲットしてしまうのが得策です(地下鉄も使いたい方は、地下に潜り、地下鉄自販機でバス・地下鉄1日乗車券もあり)。

我々も即刻1日乗車券をゲットして、バスに乗って、先ずはチェックインして、身軽になってから、またバスに乗って移動し、百万遍をめざしました。
2010年9月15日手づくり市













これは午後の風景ですが、朝8時から開始という手づくり市。9時頃には既に混んでいました。それに暑い、熱い!

たくさんの作り手さん。もっと多くの買い手さん。どちらも熱い!私たちも熱くなりました。

早く買わないと、二巡目だともう売れてしまっているという事もあるので、友人にはそれを注意しました経験者です。(今回で3回目です(^^ゞ)

会場は熱いですが、気候的に暑い! だいぶん涼しいと思ったのは甘かった。ギラギラの日差しは十分に猛暑でした。

11時半頃にいったんお休み。近くにある進々堂でサラダセット。黒田辰秋のテーブルが重厚な著名店。元は学食に近い店だったのですが(って、私が○○年前に母に連れて行ってもらった頃は学生さんが殆どでしたわ)、いまや観光名所。時期を問わず、学生にはとても見えない年代の人がどどっと・・・・。「今日は手づくり市で混み合うので、席は譲り合って」という意味合いのはり紙もありました。

進々堂は撮影禁止。「食べたものクラブ」と称する画像を撮りためてる身には寂しいですが、ルールは守りましょうね。

サラダ、2種のほかほかパンにバター、珈琲でほっとひと息で午後のラウンドのゴングが鳴りました♪

買わない女として友人間で名を馳せている身ではありますが、ついつい買っちゃったよ(笑)。 ネコパンチ風(作家さんいわく、招き猫なんだそうな)陶製ハンコはネコ好きの兄嫁にと思ってます。試験管にワイヤーの一輪挿し’(友人に釣られて)、これがどうしてその値段というリバティプリント風の多ポケットのポーチ(バッグインバッグ的に使えたらよいのですが、持ち物多しでも有名な私が使うと・・・・^^;)、トルコ石とローズクォーツのピアス3個で1000円なり〜は友人にちょこっとお土産にもなりそうですし・・・それに生キャラメル3個100円なんてのにも手を出しておりました。

熱い戦いも暑さで程ほどにする事にしました。ガイドブックで見て、そしてヤフー知恵袋でも好意的に紹介されていた吉田山の茂庵(も〜あん)というのに行って見る事にしました。山登り覚悟!

茂庵に近付く頃からお天気が怪しくなりましたが・・・それだけに緑濃い木造の建物の中に入ると、まるで高原みたい。

2010年9月15日茂庵玄関


茂庵エントランスです。どれとは申しませんが、某有名ガイドブックの地図が不正確だったので、怪しい事件に巻き込まれそうな雰囲気の道を通って到着。まだ雨が降る前だったので、白いキャンバスチェアがお出迎え。

2010年9月15日茂庵側面


横から見るとこんな感じ。実業家の方が山荘として建てたものの、放置されて荒れていた時期があったそうです。裏手に茶室もありました。今見ると、木造校舎っぽい感じがあり、木造校舎を使っていた私にとっては懐かしい気持になります。

2010年9月15日茂庵の窓から

植生が違うのですが、まるで蓼科辺りにいるような清涼な空気が流れています。盆地の京都の中ではかなり高い場所。こちらは大文字が見える山側の4人用座席ですが、反対側のカウンター席からは京都市街が見渡せ、そちらもなかなか人気の席でした。

なんともいい雰囲気で和める場所なのですが・・・若い人ばかりだったのは、健脚ではないとたどりつけない場所だからかも知れません。タクシーを利用すれば、ほぼ入り口付近まで到着出来る丸山の吉水のCafeと比べるとハードルが高い!

来て良かったね!脚が丈夫なうちにまた来ようねと、いささかババっぽい会話をしつつ、お店の人に教えて貰った正しいルート(吉田神社への参拝路を使うのです。ちなみに吉田神社とは、「鴨川ホルモー」の中で京大青竜会男子たちが怪しい儀式を行っていた場所ですが、体力不足に付き、今日は参拝割愛)から、また北白川のバス停に戻りました。

そして、バスに乗って河原町で降りて・・・錦をぶらついて、天神様にお参りしたり、大丸で晩ごはん食べたりして、帰りにはまた土砂降りに見舞われてしまったのでした。

ホテルに帰ってからは、買って来た果物やインスタントコーヒーを飲む元気もなく、エレベーター横の自販機で買った缶チューハイ1杯を半分こしてバタンキュー!