空き家になっている実家。兄が11月頭からリフォームするのだそうです。つきましてはゴミと使えるものを仕分けなくちゃいけない。

男きょうだいと自分との思惑は違うもの。兄は母がつけていた家計簿、日記など廃棄しちゃえ!という感じのようですが、私は中身を見て見たいとは思わないものの、恐らく資料的価値があるだろうと・・・「武士の家計簿」みたいな話もありますしね(笑)。バッサリ切れないのです。

ともあれ気になるので行ってみました。
つい先日、兄夫婦が片付けに来て、あまりの書類の多さに途中でめげたみたいです。何せ書き魔の一家。母の日記類もまだ残っていましたが、父がワープロで打ったもの、フロッピーに入れることが出来ないために、印刷したものがバサバサと・・・。

おまけに戦中派です。欲しがりません勝つまでは!と欲求不満、物不足を強いられ、今日あるモノは明日には価格が倍以上になったり、全く消えたりという目を見ていますから、とにかく捨てない。

リサイクル、リユースなんて生易しいものじゃなくて、DMが入っていた封筒、銀行でお金を下ろすともらえた封筒の類、それにシャツが入っていたビニール袋の類に紙袋、ごっちゃりです。

その中に、ちょっとチェックを入れたほうが良さそうな手紙や書類が混ざってるから始末に悪い。

動体視力は極めて悪い私ですが、何故か日本語文章に関する走り読み視力は割りと良いみたいなので、ちっちと見ては選り分けておりました。

お名前は聞いたことがあるものの、お顔を存じ上げていない方からの手紙、それに対して父が出した返答のワープロ打ちなぞは、申し訳ないながら廃棄に回しました。よく存じ上げている方からのお便りや、身内がらみのは「考慮中」でまた次回。

生活クラブ生協運営のWE SHOPという寄贈型リサイクルショップへ持って行けそうな雑貨等と、あまり使っていないらしいのに経年劣化を起こしているカバンなどは選り分けて、劣化モノは既に兄夫婦が積み上げているゴミの山に追加。

紙紐を持って来るべきだったと、少々反省ですが、雑誌、冊子の類を束ねることが出来ず、ジャンジャン積みましたが直ぐに崩れた。^^;

自分としては、かなりスピーディに判断したつもりですが、滞在時間が5時間くらいではとても足りません。生協で買ったちらし寿司を食べ、4時頃休憩と称し、はがき投函と作業中、ホコリで真っ黒になる手をぬぐうべくポケットウェットティッシュを買いに外に出ましたが、根を詰めると、だんだんに判断力が鈍って来ますね〜。

今日の持ち帰りは衣類、雑貨、それに本当に数少ない紙類でした。

ちょっこし、あれ〜だったのは私を下ろした後、実家に行っていた夫が、ピックアップに寄ってくれたのはよいものの、捨てる!に分けていた小物を3つばかり拾ってしまった事。^^;

この方、本日ようようにして重たい腰を上げ、滅多に扉の開かない子ども部屋のクロゼットに熟成させていた衣類を実家にお持ちくださったのはありがたいのですが・・・数は減ったが、またお持ち帰りがございまして、加えて、お拾いも・・・という訳であります。^^;

それでも、気分は断捨理!

捨てたくない、まだ持っていたいものまで無理矢理捨てることはないと思いますが、段々に「もういいかぁ〜」という気持ちになれますね。それも見ながら、納得しながらだからこそ。知らぬが仏という手もありますが、何があるか知ってしまっていたら、やはり自分が引導を渡したくもなります。

この気持ちを自宅にも適用しなくちゃ!!(笑)。