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今日は一時半からの修学院離宮参観に備え、さあ、どうしましょう、叡電の紅葉のトンネル見たい、鞍馬は紅葉真っ盛りだって………などなど迷う事は多かったのですが、欲張りすぎはいかんと思い直しました。

で、一乗寺で降りて、まずは詩仙堂を参観。かねてより高名なスポット、なるほど、皆さんが惹きつけられるのが納得の小ぶりながら、とても良い雰囲気で、お庭の紅葉も美しく、足下の草花も自然体で清楚でした。

その後に門跡寺院の曼殊院拝観。こちらはお庭は建物から拝見。重文などのお宝拝観系のお寺さんでした。

この際、そのまま修学院離宮に移動、と地図とにらめっこ。鷺森(さぎのもり)神社と言う鎮守様を通りましたが、こちらがなかなか風情の有る神社で、失礼ながら紅葉の穴場と言われるのに納得!

修学院離宮参観までにお昼を、と思って、ちょっと迷いましたが、お手頃なうどん屋さんがありました。だ〜れもいない、大丈夫?と言う不安は私たちの後に次々訪れるお客さんでぶっ飛びました。

小林家さんと言うお店、家族的な雰囲気で、鍋焼きうどん美味しかったです。人当たりも良くて、ここがあって良かった〜!でした。

そして、いよいよ修学院離宮参観。

昨年末の既に冬枯れの時に参観し、あまりの素晴らしさに感激。今年5月ののいけずな桂離宮参観時の説明員のおっちゃんの言葉に猛奮起したアホです。

倍率めちゃ高いと言う紅葉の時期の参観、頑張るぞ〜!

とは言っても当選する自信は無かったですし、当たったら当たったで、色づくには時期尚早かも、と心配でした。


が、が、が………本当に素晴らしかったです。

同行の相棒も感心しきり。

月はくまなくを見るものかは………でしたっけ。多分盛りの後一歩手前かとは思いますが、色のバリエーションが豊かで、オレンジ色から澄んだ紅、エンジまで、本当に美しく、また浴龍池に映る鏡紅葉も実に風情がありました。

もぉ、ウットリ。

このためだけに来ても充分な値千金な風景でした。

武家の徳川氏に実権を握られ、鬱々とした思いもあったのではないかと思われる皇族の方々の贅を尽くした離宮。


つくづく思いました。不労所得で贅沢出来る身分になったら、何らかの文化を残す事。それが出来ないのなら、単なる成金であると。


今日も幸せな1日でした。o(^▽^)o