皆さん、横浜にいらしたら、JR京浜東北線(根岸線と横浜部分では呼びます)の石川町下車で、山手洋館群を見にいらしてくださいよ〜。

何てたって、無料なんです。この太っ腹さ! (内心、ここでちったぁお金を取って、昨今、削りっぱなしの福祉や教育に回したらどうだと言いたい・・・程、見ごたえあります)

2010年12月6日ロールキャベツ

洋館群回る前に腹ごしらえ! 11時半頃に入り込んだのが、汐汲坂ガーデンというカフェレストラン。ここ、前もってメニューを決めて、お支払いをする方式。3〜4種類の中から選んだロールキャベツのグラタンのランチ。食後のお飲み物付きで1200円なり〜。ま、若干観光地お値段ですが、雰囲気も良かったから許すっ!

2010年12月6日汐汲坂ガーデンのツリー

ちょっとピンボケなんで拡大しないで欲しいんですが、汐汲坂ガーデンのツリー。窓枠にももみの木の造花やオーナメントが飾られてとっても可愛い。 友人ともどもワクワク感、ここで募りました。
2010年12月6日ブラフ18番館

先ず最初にJR石川町駅を出て直ぐの坂を上って行き、ブラフ18番館と外交官の家のあるイタリア山へ。

ブラフ18番館は瀟洒な建物。いわゆるツーバイフォー風。明るい色合いで、開口部が多くて(実際に住んでいたら、結構冬は寒かったかも?と思われる)洋館群の中では一、二番を争う好きな建物です。

2010年12月6日ブラフ18番館内

洋館群は元イギリス領事館だったイギリス館が毎年イギリスをテーマに飾られる以外は、年代わりで色々な国をテーマとして飾られています。

ブラフ18番館のテーマはベルギー風。とても分かり易い女性受けする展示でしたよ。

2010年12月6日ブラフ18番館内2

2010年12月6日ブラフ18番館内3

↑ 今回の一連のイベントで一番最初に見た部屋。ベルギーは水の帝国らしいのです。なので、ブルーでコーディネイト。


結構渋い展示だったのが、珍しく(と私には思われた)男性がディスプレイ担当した外交官の家(重要文化財)。片品村の自然のものを使った「本物」をテーマの展示。かなりワイルドな感じでしたが、この部屋はフツーっぽい。

2010年12月6日外交官の家


外交官の家のテーマはドイツ。他の部屋はドイツの自然をイメージしている感じで、実物の葉っぱや木の枝など、屋外展示に近い雰囲気でしたが、この部屋(入ってすぐの応接室)は定番のクリスマスの感じの食器や、ドイツ菓子が並んでいました。


ところで・・・・この外交官の家、以前も書いたと思いますが、最初に来た時に、ものすごい既視感がありました。渋谷駅から1番近い小学校に通っていた頃の話。双子の転校生が来て、高級住宅地の南平台の自宅で誕生会に招かれたときに「おおっ、すごいお屋敷!」と思ったのがこの家っぽいんです。

全体に重厚な作りで、昼でも暗いという感じ。どうやらクラスメイトはこちらのお屋敷の管理人さん夫妻の娘という事だったようで、自前の家を使っての派手な誕生会ではなかったのですが、途中、映画に出てくるような幅の広い踊り場のついた階段の上にあったトイレを借りたら・・・鍵が古くて出られなくなってパニくった・・・・というのが苦い思い出です(しかも、担任にあまり好かれていなかったらしくて、その話をしたら「バチがあたった」と言われたので余計に強く刻印されたんですわ)。

ほぼ同じ位置にトイレあるやんけ〜。しかも、この建物、南平台からの移築です。詳細は調べていませんが、同じお屋敷かもとずっと思い続けています。

・・・というムダ話をしたところで、ダラ長くなりそうなので、続きはまた明日!