風の中に春の気配が宿る好天。

今日はお友達とシネマ・ジャック&ベティに「プチ・ニコラ」を見に行きました。「百歳万歳」とどちらにしようか悩んだのですが、時間帯で選びました。(※百歳万歳って、どっかの番組のタイトルではないですか〜(~_~;)。 ウディ・アレン監督による「人生万歳」の間違いでした。失礼しました。m(__)m)

いや〜、面白かった!

主役のニコラを演じた男の子の胸キュン系のかわいらしさも良かったけれど、ニコラの友だちそれぞれが個性的でとても良かったし、ストーリーもほのぼの+下品にならぬどたばたで、大笑い。

こういう楽しく、ほほえましく、笑えて・・・って映画はいいなぁ〜。

何といっても、オープニングのタイトルロールの紙のアニメがすっごくおしゃれ。ああ、フランスらしいなぁ、と出だしでハートをつかまれて、映画の中身はちょっとほろっとさせたり(たとえば、担任の先生との交流)、ドキッとさせたり(怖そうな顔の大人が出てきたり)、まぁ、いろいろなキャラクターが登場します。
あと、友人と抱いた共通の感想は「フランスだから、現地ロケが出来るけど、今の東京で、プチ・ニコラと同じ時代の話を作ろうと思ったら、風景が全部変わってるからセットだよね〜」と。

戦災で焼かれてしまった多くの都市はいわば安普請の大急ぎの建築が多く、それも高度経済成長期のぶち壊し、建替えを促進しちゃったのでしょうけれど・・・戦後日本人の木を見て森を見ない傾向が、てんでんばらばらな表情の景観を作っちゃったんでしょうね〜。

映画の後は、コーヒー専門店で。

おいしいレアチーズケーキとコーヒーだったのですが、ひとつがっかりだったのは、小規模店舗だからか、店主の反骨のためか、禁煙席・喫煙席と分けてはあったものの、ぜんぜん分煙じゃなかったこと。わんこ連れのお客さんが来たまではよかったのですが、彼女たちスモーカー。そのうちに「煙たい」と言い出して、店のドアを開けて換気ということになったので、もぉ、寒い、寒い。

煙い方をかろうじて我慢していたんだけど、その上寒い目にも合うとは・・・・非喫煙の人が言うのなら我慢できたけど、吸ってる本人たちが煙たい、空気を換えてと言う位なら、タバコ吸うのはやめなさい!といいたかったわ〜。こういう身勝手な人たちがいるから、嫌煙家も出て来ちゃうんだよね。

ちょっとがっかりしたな〜。この店いい雰囲気だけど、こういうことがあると、ちょっと二の足を踏みます。少なくとも、真冬と真夏は使えないなぁと・・・。

とプチけちがついたけど、プチ・ニコラはご機嫌な映画でしたよ♪