国内の政局のもちゃもちゃは「またやってる」状態で、最早あまり気にならないのですが(それも良くないとは思うんですけどね・・・つい2年ほどまえの与野党の言う側と言われる側が入れ替わっただけみたいな感じがして)、ジャスミン革命から始まったイスラム圏の混乱は気になります。カダフィ大佐の最早、国民の幸せなんて考えていなさそうな演説、市民への弾圧も気になりますし、更に気になるのは、やはりNZの大地震。

と言いながら、1ヶ月ほど前に予約を入れていたので、今日は友人と一緒に私は再度、友人たちはお初の横須賀で軍港めぐりをしてまいりました。

2010年2月23日ホテルシップ

これ、アメリカ第七艦隊の側。ホテルシップは左側の船。エンジンなしの動けない船だそうです。
2010年2月23日イージス艦


八角形のマットみたいなのをつけたイージス艦。高感度レーダーのお値段を聞くと、ついつい「もったいない」と言ってしまいます。

2011年2月23日軍港めぐりうらが


こちら自衛隊の艦。 3桁の番号をふられているのは国を守るための艦で、4桁が実験を行う艦だそうです。

今回、4人で行ったので、進行方向左側の最前列に座りましたが、この軍港めぐり。是非進行方向の右側に陣取ってくださいね。

前回は女性、今回は男性が説明してくれましたが、それぞれの艦の番号や名前、機能までは漏れなく網羅してはきはき説明してくれるのは共通ですが、その先の細かいアレンジは個々の個性が出ていて面白いです。

前回の女性は「カメラ、ビデオは・・・勿論、いけません」みたいに言って一度ちょっとびびらせてから「という事はございません」と言う感じでしたが、今回は「身を乗り出して海へ落ちないように。落ちた方、アメリカに行きたければ右側へ、日本へ戻りたいなら左側に向かって泳いでください。でも、パスポートないなら、左側へ」と言って笑いを取っていました。


しかし・・・乗り物のプチオタクとしては、そして故郷の海だと思う分には楽しめるんですが・・・・やっぱり複雑な気持ちです。

日本なのに日本じゃないところの横っちょを通る訳ですからね。

でも、乗り物好きな人も、そうではない人も、横須賀まで来たら、是非一度乗ってもらいたいですね。日米安保条約の実際というのが、感じられると思います。


クルーズの後は、友人が手配してくれた米が浜通の飲食店。ジモピーご推薦らしいのですが、座席予約しても、日替わりランチの690円でOKで、これに200円のサラダバーを付けて、夕方までいても全くのんびり出来る店なのです。お勧め!

おもしろ食堂茶屋本店という店です。経営しているのがむらせ米穀という会社なので、太っ腹なのだと友人の弁。

この界わい、お安い乾物屋があったり、地味ながら、なかなか個性的な店もあるし、横須賀は看板建築がまだ結構残っているので、アーケードに隠されたファサードに思いがけない表情を楽しんだり出来ますよ。

ちなみにこの通りの先に、坂本龍馬の妻、お龍さんが亡くなったという場所があり、おりょう会館という式典用の建物になっています。

たくさん食べて(私の場合、日替わりランチにサラダバーで890円ぽっきり)お腹いっぱい、おしゃべりもいっぱい出来て楽しい1日でした。


しかし・・・帰宅すると、やっぱり各種ニュースが気になります。瓦礫の山の中から、喜びの生還をと祈ります。