春一番が吹いています。

 鼻は2月頭からとっくに花粉を感知していましたが、昨日から目がかゆいよ〜になってます。

  流行なんて関係無い人間なのに、花粉感知に関してはありがたく無い事に早い、早い(泣)。

  さ〜て、鼻グス目痒に構わず、玄侑宗久さん原作の「アブラクサスの祭」を見に、ひとりでまたまたまたシネマ・ジャック&ベティに行って来ましたよ〜。
若い頃、過激ロックをやっていて、何やら精神の病になり、会社経営の父親の勧めで僧侶になった主人公をスネオヘアーが演じています。

  スネオヘアーって、実は名前だけしか知りませんで、何やら過激そう?と言うイメージを持っているだけで、どんな曲を歌っているのか知りませんでした。 でも、その分、鬱病の薬を飲みながら、突然耳を突くノイズに悩む僧侶の姿がリアルに感じられました。

  派手な映画ではないのですが、丁寧に作り込まれていて、主人公の妻のともさかりえさんや、上司にあたる住職夫妻の戸惑う事もありながら、あたたかく主人公を見守る小林薫・本上まなみのお二人も、坊主のくせにと偏見混じりの頑固なおばあちゃんを演じる草村礼子さんも、主人公にライブをさせるきっかけとなった一見陽気なお菓子屋さんのほっしゃんも、みんなみんな良かったです。

  ロケ地福島県ののどかな農村風景、地方都市ならではの落ち着いた町の風景も良かったですし………これは見に行って正解でした。

  以前貰っていたチラシに著名人の感想がいくつも掲載されていて、中に見終えると、肩の力が抜けると言う感じのがあったかと思いますが、そんな感じ。

 無理無理やりたい事を抑えなくていいんだよ〜、優等生にならなくて良いんだよ〜って言われているような………… 私の年で見ても遅すぎる事は無いように思います。

  映画の後はどうしようかな?と思っていたら、お茶にどうぞのメールをいただいていたので、ありがたくとんぼ返りです。('-^*)/

人気blogランキングへ