被災地の方々が大変な思いをされている時にペットネタで恐縮ですが、我が家のチンチラゴマちゃん、1月20日頃に結膜炎になって以来、調子がいま一つでした。

10才を越えると、ご長寿チンチラの類になるそうですが、うずくまってしまって危ないかも?と思う事もありました。

が、毎晩の散歩で随分元気を取り戻した・・・と思ったら、口の周りが非常に汚らしくなっていました。まるで大仏様のように額の部分に牧草の小さな穂をつけていた事も有ります。
ある朝、よだれをたらしているのを見ました。その時は「老化」と思いましたが・・・・

どうやら多過ぎるよだれのせいで、口の周りが濡れていて、そこにゴミが吸い寄せられていると気付いたのがごく最近。

ネットで調べると、不正咬合らしいのです。

うさぎとかリスとか、げっ歯類と言われる種類の小動物は、CMのコピーではないですが、歯が命なんですが、その歯が伸び続けるから、硬いものをガリガリ噛み、自ら調整しているらしいですが、何らかの理由でうまく行かなくなる事があると、歯を削ってやらなくてはならないとの事。

犬猫と言ったポピュラーな動物ではないだけに、獣医さんの数が限られます。

以前診て貰った先生は、穏やかでいい先生なのですが、エキゾチックの扱いはあまりされていないようで、暴れん坊のゴマちゃんをケージから出すのは難しそうでした。なので、歯を削るというのはちょっと無理そう。

そこで、またまたネットが活躍。

検索に引っ掛かった獣医さんは、我が家から公共交通を使うと、乗り換えが実に4度くらいという遠さなのですが、車だと1時間以内に到着できそう。チンチラの診療が上手と言うクチコミが数件見付かりました。

問い合わせをしてみると、しっかりこちらの状況を聞いてくれて安心感がありました。残念ながら、院長先生がお出掛けという事で、今日即は見られませんと言われたのが昨日。先方の言葉の端々から命に関わるほどの重症ではないというのが伝わって来て、安心しました。

そこで、今日、連れて行きました。3番目ということで少々待ちましたが、先客はチンチラと、ゴマちゃんと同じような真っ黒なパグ。私の後にも猫ちゃんや柴犬など、次々に患者さんがやって来ました。

クチコミに書いてありましたが・・・

穏やかな女医さん、ケージに手を入れると・・・・

一瞬のワザで、暴れん坊ゴマちゃんを抱っこ。まるでゴッドハンド!

実はゴマちゃん、私から餌をねだるけど、全く抱っこさせてくれないのです。

先生は抱きとめたゴマちゃんに優しく声を掛けた後、フェイスタオルで胴体を包み、ゴマちゃんの海苔巻き状態です。平時だったら、思い切り笑える姿でした。

きょとんとした顔をしているゴマちゃんは、海苔巻き姿のまま、口の中にスコープを入れられ(これもたくみに一瞬で)歯のチェック。

いや〜、驚きました。パッと見きれいに見えていた前歯ですが、下の歯がものすごい長さでした。これでは口がつぐめず、よだれも垂れる訳です。

その上、片側の奥歯がぎざぎざ。

「10年も経っていますからね」

実は我が家にもう少し近い場所で、やはりエキゾチックを診てくれる獣医さんもヒットしたのですが、結構きつい事をおっしゃると書いてあったのと、待ち時間が長いので、遠いけれど、こちらを選んで正解でした。

優しい先生で、ゴマちゃんは時々足をばたつかせながらも、30分ほど、歯を削られるのを我慢していました。

シニアエイジのチンチラは回復のためには栄養をしっかりと言われまして、おいしいバナナごはんの作り方(ペレットをどろどろにしてバナナをほんのちょっとだけ混ぜる耳たぶくらいの固さの流動食)も習って来ました。それを大きいシリンジに入れてから、小さいシリンジに入れ替えて、哺乳瓶みたいにして、食べさせるのです。

※シリンジというのは注射針の針がないみたいな感じの給餌器です。噛み噛みするゴマちゃん用は吸い口がもっと短くて、固いです。


毛並みボサボサだったところは、タオルを外して、先生がもつれた毛をカット、櫛を通してくださいまして、暴れん坊も大人しいこと。

久しぶりにイケメンゴマちゃんが戻ってきました。



この先生、とても動物好きなのが分かります。柴犬の患者さんには名前を呼んで「久しぶりね〜、●●ちゃん」という具合。

思えば、長男が小学校高学年にハムスターを飼いだして以来、獣医さんは何軒かお世話になりましたが、特に小型の哺乳類の場合、人間のお医者さん以上に、アタリハズレと言いますか、相性ありますね。

この先生は遠くからでも来たいという人がいるのがよく分かりました。

来週、もう1回行きますが、治療が終わってきらりんことした目をしたゴマちゃん、帰宅すると食欲旺盛です。おいしいバナナご飯の1日分をぺろりと食べました。

朝のよれよれとは別人、いえ、別チンチラ28号状態で、良かったわ〜。