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今日は都内からはるばる鄙にお越しいただいた友人に横須賀をご案内。

先ずは人気の軍港めぐり。私は、な、何と三回目のリピーター。毎回登場人物ならぬ登場艦船が異なり、かきわり、もとい背景は変わらないけど、変化があって飽きません。

今回やっと頭に入ったのは海上自衛艦、船体番号三桁は国防用、四桁は実験、演習用という事。

今日は割と出払っている艦船が多かった分、横須賀は管轄外というアメリカのコーストガード(沿岸警備隊と訳して良いのかしらん?)の白とマリンブルーに塗り分けられた姿や、唯一の船体番号二桁と言うパーティー艦、船の迎賓館、こちらは白とネイビーブルーに塗り分けられた姿を見られました。

どちらも過去二回のクルーズでは見た事がありません。

京浜急行電鉄の三浦半島ワンデーきっぷを買っていたので、クルーズの後は直ぐに馬堀海岸に移動。そこからバスで走水小学校停まで行き、去年の正月に横浜市内在住の友人と来た「かねよ食堂」再訪問。

いやあ、かねよ食堂の知名度アップと人気には驚きます。平日の昼間、分かりにくい場所なのに、引きも切らずにお客さんが来ます。

年中営業の海の家みたいな、有り体に言っちゃえば、永年使用には耐えられなさそうなオンボロな建物ですが、よく手入れされて、古い家具や廃材利用の家具が置かれ、いい味わいなんです。

アジアンな雰囲気で砂浜の向こうの海を見ながら、でれ〜っと出来る緩さが何とも言えません。

アボガドと三崎マグロの丼セットとイソフラボンボンコーヒーなるドリンクをいただきました。

学生時代にダイビングをしていたという友人、とても気に入ってくれたようです。

そこから、またバス。何しろ1日乗車券の類を買ったら、絶対にモトを取りたい人なもんで………(笑)。

終点の観音崎から、灯台までお散歩。

このコース、昨年末にまた別な友人と来ましたが、今回は先の台風が吹き寄せたゴミがものすごい量で、残念ながら、美観は甚だ損なわれていましたが、あの台風の猛威を改めて感じました。

コンパクトな灯台もまたまた見学。眺望を楽しみました。

横須賀美術館も魅力的でしたが、観音崎自然博物館に行きました。多分、私は初めてか、子どもの時に一度来たかも。

手作り感のある素朴な展示ですが、虫の音色を楽しむ企画は、中国の伝統的な飼育容器の展示が面白かったです。

何しろ、マッチ箱よりも少し大きいだけの、精緻な細工を施した小箱に鳴く虫を入れて、音色を楽しむというのだから、虫には大きな迷惑でしょうね〜。

派手さは無いけど丁寧な展示には好感が持てました。

そうそう、京急の三浦半島ワンデーきっぷを提示すると、いろんな施設やサービスが割引になりまして、軍港めぐりは通常1200円が1080円。観音崎自然博物館は400円が350円などなど。食事やスパの割引もありますが、中でも最大の割引は、今日は行きませんが、京急油壺マリンパークの1700円が1020円でしょうか。

ついでに言うと、京急観光扱いの有効期限半年の、三浦半島選べるナイスチケットというのもありまして、千円チケット三枚の三千円ですが、ワンデーきっぷを使うより、さらにお得な割引になるようです。

残念だったのは、バス待ちの間に寄ろうと思った京急ホテルが、な、何と火事を出して休館中だった事です。目に留まらないニュースだったので、大事では無かったのでしょうけれど、びっくりしました。

バスで横須賀中央に出るまでに、真っ赤な夕陽が沈んで行く美しい海辺の風景を楽しめました。

いつの間にか日もくれて、どぶ板通り経由で振り出しの汐入に戻り、タイ料理を食べて、オレンジの灯りが揺れる横須賀軍港を見ながらスターバックスでソフトドリンクを飲み、おしゃべりを楽しみ、楽しい1日を終えました。