先月末の国体のフィギュアスケートから始まり、観賞行事が沢山ある最近です。

 今日は友人が申し込みをしてくれ、当選したとお誘いいただいた横浜銀行のはまぎん産業文化振興財団によるコンサート。みなとみらいにある横浜銀行本店内にある立派なホールで、ピアノデュオ ドゥオール
(藤井隆史さん&白水芳枝さん)による演奏です。




 正直なところ、無料なのだから、割と短時間の軽いコンサートなのかな?とあまり期待していなかったのですが・・・これがなかなか大したものです。

 私から見たらお若いお二人が息の合ったデュオ(連弾)と、ソロをにこやかに演奏されます。

 ああ、聴いたことある、という曲、リスト(この前観た「歴史は女で作られる」の冒頭は、リストとヒロインの別れの場面でしたわ)の曲2曲と、ショパンの幻想即興曲、そして、休憩をはさんで、大作、ブラームスの交響曲第一番をブラームス自身がピアノ用に編曲したというもの。

 ブラームスの時代、クラシック音楽が庶民に手が届くようになってはいたものの、オーケストラの大編成の観賞はやはり富裕層のものだったそうで、出来るだけ多くの人に聴いてほしいと思った作曲家が、楽器を多く持ち込まないで済むピアノ用に編曲したと聴いて、なるほど〜!
 この楽譜は今や絶版なんだそうですが、40分を越える曲を1台のピアノに4本の腕(と記述してありました)で奏でます。

 友人は高校、大学とオーケストラでヴィオラを弾いていて(セミプロの人に伴奏を頼まれた事もあるらしく、聴いたことないけど、なかなかのピアノの達人でもあるらしいです)、学生のコンサートで弾いた懐かしい曲だそう。私は第三楽章の有名なメロディは知っているけれど、後はどんな楽器編成で、どんな音が出ていたのか記憶になくて、かえって純然たるピアノ曲として楽しめました。

 幻想即興曲を聴いたときには長男がピアノ発表会で弾いたな・・・親の私はいやいや習っていたピアノなので、ショパンレベルに到達せずだったので、大感激したのですが、でも、ちょこっとつっかえていたので、プロの演奏を聴くと違います。

 大満足でした。

 また5月から新年度のコンサートがあるとかで、今度はしっかりwebをチェックして、申し込みをしてみなくちゃ!と思いました。お近くの方、いかがでしょうか?

 はまぎん産業文化振興財団のサイトはこちらです。サイト中のふれあいコンサートのご案内というところに掲載されるようです。往復はがきが必要ですぞ!

  ドゥオールの最新のアルバムはこちらとの事でした。



 お二人のプロフィール等はこちらで。

 観賞で満足したあとは、横浜銀行のすぐそば、ランドマークプラザへ行く動く歩道(今日は片側工事中で使えませんでしたが)の際にある、県民共済の本部ビルの中にある喫茶、オンディーヌでお茶しました。

 ここは共済に入っている人と、そうでない人で料金に差があり、割高だと一瞬思いましたが、ゆったりしたスペースで穴場でしたよ。

 今度は共済加入してる友人と一緒に行かなくちゃ(笑)。

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