下山って言うと、登山帰りみたいですね。

 日ごろ八ヶ岳の事を「お山」と呼んで、自宅界わいを「下界」と呼んでいるものですから・・・(^^ゞ

 昨日、午前中ぎりぎりに出発したので、お盆休みで移動する方々とは逆方向だったようです。高速道路はまず順調。ただし、一般道が若干混んでいました。

 どれだけ暑いのか戦々恐々でしたが、風が吹いていて、思っていた程ひどい暑さではないのは救いでした。
 すごい尾籠な話題ではありますが、トイレの近い私にとっては大切&切実な話。

 今回というか、最近旅行をしていてつくづく思うのは、日本の公共トイレはきれいになったなぁ〜という事なんです。

 子どもの頃の観光地、何が嫌かと言えば、お外のトイレだったんですよね。私位の年齢から上の方ならば身に覚えがおありではないでしょうか(あまりリアルに思い出したくないですよね)?

 行き先が、いわゆる著名スポットという事もあるかも知れませんが、最近、使わせてもらったトイレはほとんどが清潔(で、最近の唯一と言って良いワーストは千畳敷カールのお山のホテルの裏側にあったもので、それはホテルが悪いというより、利用した個人の資質が悪かったのだ!という感じでしたー秋の行楽シーズンで御多忙なのはわかりますが、もう少しこまめにチェックしていただけていたらというのはありましたけどね)。

 高山はとりわけ素晴らしかったですね。ほとんどの施設でウォッシュレット付き。最初のうちはホテルを含め、圧倒的にINAX(今はリクシルですかね)のものばかり。てっきり「岐阜は名古屋の植民地」論(って、私が言ったのではなく、在住の方がおっしゃったそうです)に基づく、名古屋資本のノリタケグループに対する反発かと思いましたが、後からはTOTOのトイレを目にする事も増えました。何のこっちゃない、関係なかったのか?・・・とそもそも、いかに私がトイレをよく借りる人間かわかりますね〜(^_^;)。

 それだけに、高山日記にも書いたように、鎌倉の惨状は何とかならんかと思うのです。使えるトイレは清潔ですが(リニューアルしたての寿福寺前のトイレ。四角いスペースを丸く掃除しているようなのを見かけた時はがっかりしましたけどね)、あまりに数が少ない!

 それから、もう一言言いたいのは、これだけ各家庭で洋式トイレが普及しているのに、新設のトイレに和式を沢山作るのはいかがなものかと思うのです。

 特にがっかりしたのは清水寺。そう、京都のあそこです。明らかに新設のトイレなのに、ほとんど和式。仏さんのおわしますところなのに、いけずをしたはるの?と言いたい気持ちでした。もしかして、着物だと、和式じゃないと大変なのでしょうか?というのが好意的見方なんですが・・・本当はコストカットかも?とうがった見方をしてしまいました。

 あと、東名高速道路だったか、中央道だったか忘れましたが、リニューアルしたてのトイレの和洋の比率が五分五分位でした。まずは洋式から埋まるから、正直なところ、そこに入った瞬間、あちゃ〜っという感じでしたね。

 私の子どもの頃は、洋式トイレは誰が坐ったかわからなくて不潔と、忌避していたものですが、洋式トイレの普及と高齢化により、トイレで良く聞く会話は「和式?ならあなたお先に」とか「お母さん、あそこ洋式があるよ」ってな内容ですし、若い子たちも含めて、まず埋まるのは洋式トイレからで、和式は足腰丈夫で早く用を足したい人がやむを得ず使っている感じです。

 スペースを取らない、投資金額が少なくて済むなどの理由で和式トイレを沢山設置する設計・施工をするのは、多分、女性のトイレの現状を知らない男性の発想なんだろうなぁと思います。

 洋式トイレなんぞ使うから、足腰が鍛えられず格闘技が弱くなったんだ!外国人力士が台頭したんだ!とかお叱りの声を飛ばす向きもあるかも知れませんが・・・実際楽なんですってば。それに、万が一突然ドアを開ける無礼者がいたとしても(いるんですよ、ノックもせずにドアノブに手を掛ける人って)、洋式の方がみじめな事にならない・・・それも経験なさっている方は私を含め、多いのではないでしょうか? (ーー;)


・・・ってな事を考えてしまう今回の小旅行でした。(これがまとめとはあまりにくさいかなぁ〜?(^^ゞ)

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