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周囲の親しい友人たちがお子さんの就活をはじめとしていろいろ大変な中、脳天気ですまんじゃんね〜と思いつつ、行って参りました。フレンズ・オン・アイス。

お目当てはもちろん、二男がぷち似の小塚選手ですが、何しろ豪華メンバー揃い。

特筆すべきは小塚君の師匠の佐藤信夫先生への感謝のグラス贈呈。流麗なスケーティングを見せてくれた娘の由香さんが、スケート靴を履いて先にリンクに滑り入っていた佐藤先生に、いいグラスをいただいたわよ、ね、お父さん、という感じでホンワカムードでした。

それから未来を担う少女スケーター(名前覚えらんない)の堂々たるスケーティング。本当に、日本人選手が出ると、お願い、何とかソツなく終えて〜と目をつぶらんばかりだった時代をほのかに知る身としては、隔世の感があります。

が、今や出場枠が足らない、他国ならば当然国際試合に出るレベルの選手がたくさんいる、今日は今日とて会場に立ち見の方々がいっぱいという状態になった訳で、佐藤先生は大いに貢献されているわけです。

小塚君のプログラムは今シーズンのショートプログラムで、音楽は栄光への脱出。

明らかに会場の平均年齢を釣り上げている身なので、もちろん知っています。但しさすがにリアルタイムで映画を観てはおらず、映画好きだった母が買った映画音楽全集というようなタイトルのレコード集に入っていた曲。印象的なメロディーで好きでした(確かナヴァロンの要塞と同じレコードに収録)。

ザ・アイスで演じたサウンドオブサイレンスと同じく、小塚君にとっては半世紀も前の知らなかった曲だと思うと…………あはは、年を食ったもんだ♪

演じる前にご本人による抱負などの録音が流れますが、シンプルな衣装というのが、赤系迷彩柄に見えて、確かにデザインはシンプルだが…………と勝手に突っ込んでいました。

もっと見たいよ〜。あっという間の美しいスケーティングでした。

で、フィナーレの皆さんお揃いのシルクハットに、小塚君は淡いピンクのシャツの正装姿ステキな青年紳士だったのですが、佐藤先生表彰時は、噂には聞いてましたが、メンバー用ジャンパーの背中に真っ赤なタグが覗き、由香さんに引っ込めて貰ういかにも「らしい」場面もありました。
佐藤先生はお弟子さんのおかげともおっしゃっておられましたが、小塚君はまだちょこちょこ小さい時に由香さんを見て憧れて以来のなが〜いお弟子さんなんですね。

休憩の前にくじ引きコーナーがあり、お主たち岳斗さんと静香さんと小塚君のファンじゃないのね〜な方々は多分激混み前にとトイレに移動開始されたようですが、この三人と静香さんの愛犬ファンには見どころ満載でしたよ。

私は初めてなので、分からないのですが、フレンズオンアイスは例年結構笑わせてくれるらしいのですが、今日はテレビカメラが入ったせいか、割合と優等生チックな、言い換えれば、スケーティング勝負の本格的ショーだったんですが、このくじ引きコーナーは笑えました。

くじを引くとまるで図っていたかのように南側アリーナ席の方ばかりに当たりが出て、もしや高いお席の方にしか当たらないの?と危うくひがみかけたら、今度は立ち見席ばかり。立ち見の方たちは番号が無いため、欠番扱いでごめんなさいと静香さんもMCさんも謝っておられましたが、その間の岳斗さんと小塚君が面白い。

岳斗さんはお笑い担当を自負されているようですが、もちろん小塚君は天然。

特にティラミスちゃんが登場すると、岳斗さん、小塚君、交互に抱いていましたが、ティラミスちゃんに相対する小塚君が、まるで子犬を見た小学生みたいで、スケーティング時の端正王子状態とのギャップがすご〜く可愛くて、母性本能を揺すられましたよ(笑)。

とにかく見どころ満載で、素晴らしい演技ばかりだったんですが、スケートの技術を知るたくさんのファンの方々が書いておられると思うので、技術チンプンカンプンの私は母性愛からだけ(?!)書いてみました。

4月のショーに続き、今回も素晴らしいお花をファン代表の方々がご用意くださったのでパチリ。

7月にモリコロでお会いした方々との再会、初めてお会いしたファンの方たちとのお話も楽しい夢の一夜でした。


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