今日は友人たちと横浜中華街に行って参りました。

 まずは伊勢佐木町にほど近い寿司屋さんでランチ。すし元という店で、こじんまりしていますが、小鉢や味噌汁が充実していて、私にはちょうど良いご飯の量で、ネタが美味しかったです。写真撮らなかったので、食べログでもごらんください。(食べログはこのページです)

 伊勢佐木町を通ると、何やらセールをやってるので、ちょこちょこ冷やかして、友人たちはチャリティーと銘打った100円製品を買って、JR京浜東北線の向こう側に出て、横浜市役所前のかんてんぱぱで、またまた追加で商品買ったのは私で、友人たちも釣られて、かんてんキャンディなど買ってました。

 昨日もまたまた負けたぞのベイスターズ(DeNAという呼び名はどうも慣れません)のホームの横浜球場のそばを通って、中華街方面へ。

 日中関係がぎくしゃくしっぱなしの今、中華街はどうなってるんだろうという興味があったのは正直なところ否めません。
 で、行ってみたら、平日にしては結構賑わっていました。別に剣呑な雰囲気なんて全然なくて、相変わらず通りを歩くと、相手の年齢構わず、男性は「お兄さん」女性は「お姉さん」と呼び、栗を食べてみてよと差し出す、来日して日が浅そう、明らかに華僑さんではない、日本語いまいちの中国系の店員さんが通りにいっぱいいました。

 テレビでやっていたとかで、友人が行きたがったのが、横浜大世界内のトリックアートミュージアムです。入場料千円なり〜のところ、1人の友人が県民共済の会員カードを持っていて、900円でOKだったのはありがたかったです(入場料を取られる場所では必ず何らかの割引を使えないかと考えるところが、オバサンずのずぶとさであります(笑))。

 こちらはだまし絵を見て楽しみ、写真も撮って良いという参加型のスペース。3Dのパンダちゃん映像などもありますが、こんな写真を撮ってみました。

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 パンダに餌をやったり、天使になってみたり・・・他にもフランケンシュタインやジョーズに食べられそうになったり、友人と二人で並ぶと、大女と小柄女になって見える部屋があったり、お札が足元に散らばってるところに立ってみたり・・・かなり面白くて楽しめました。

 いわゆる名画を展示しているミュージアムではなく、著名な作品はすべて複製ですが、参加出来る、それを撮って持ち帰って良し!というのは記念にもなるし、なかなか良いですね。

 横浜大世界から出ようかと言うところで、大変に賑やかな音がするので、見てみると、パレードが繰り広げられていました。

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 参加者や見ている人たちが振っている旗は、中華人民共和国のものではなくて、私が子どもの頃は中華民国と読んでいて、日中国交正常化の後は台湾と呼ぶようになった国の国旗です。蛇踊りがあったり、マーチングバンドあり、いやにきらきらしい和服を着たおばさまがたの演歌に合わせての踊りあり、となかなかバラエティに富んでいました。

 今月1日の国慶節は時節柄中止になってしまいましたが、台湾のお祭りである双十節はOKのようです。尖閣諸島の事で台湾とも友好的とは言い難い関係になってはいますが、やっぱり、ベースの親和度が違うのかなと思ったり、いや、中華街の住民も観光客も、本音は日中、日台仲良くしたいんだろうと思ってみたり・・・。

 とにかく、中国では日本はすこぶる剣呑、旅行すんな!と言ってるようですが、それが本当だったら、暴徒が荒れ狂ってめちゃくちゃにされてる可能性が最も高い街で、何の危ない事もなく、みんながお祭りを楽しんでるんですよ!と中国のみなさんにお伝えしたいですわ。

 横浜中華街映画祭 は、シネマ・ジャック&ベティのスタッフが老舗中華料理店同発のオーナーさんと近しくなったご縁がもとで、今回初めての開催になったそうです(って、支配人の梶原さんが言っていた)。

 同発の新館があった場所は、元々は映画館だったというつながりからだそうで、今は装飾が豪華な宴会場になっているのです。

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 一応、ここにスクリーンを張りまして・・・映画館のように整然とではなく、前の人と重ならないように適宜ゆるく椅子を並べ、両サイドにあるちょっと高い位置に腰掛けてもいいですよと言う融通無碍さもよろしいかと思います。で、同発のお菓子が1ついただけちゃった♪ 同発のランチとセットの入場券というのも販売されていたようです。

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 いや〜、きらびやか。東照宮チック。唐獅子牡丹とか、そういうのを思うと、やっぱり、中国は日本の先生だと思うのであります。

 映画は「台北カフェ・ストーリー」。中華映画祭で唯一の台湾映画。今年前半、台北に行ってすっかりファンになった友人のおススメですが、3年弱前に台北に行って良かったなぁと思った私にはむろん異論のない選択です。

 多分、「いそしぎ」ですか、往年のロマンティク映画のメロディに台湾語の歌詞をつけたのがテーマ曲みたいに使われていて、なかなかおしゃれな雰囲気(今、You-Tubeで調べたら、「いそしぎ」で間違いないようです)。主役の姉妹が持ち味が違う役柄ですが(姉は秀才タイプ、妹はお茶目)、それぞれ美人で、時々現れる姉妹の母親が笑いを取っています。台北に夢だったカフェを開いた姉だけど、就職難の妹もくっついて来て、彼女が始めた客寄せとしての物々交換によって、色々な人が訪れて、色々な話をしたり、されたりする・・・という物語です。
 
 物騒な事件もべたな恋愛もなく、姉妹の少々の葛藤が描かれていますが、ところどころで台北101とか、MRTなど懐かしい眺めも出ますし、劇中の姉妹の問いかけに、町の人がインタビューに答えるという感じのカットもあります。

 そして、日本人観光客として通訳付きで現れた中孝介さんが、古い唱歌の載ってる冊子を欲しがり、物々交換の代わりにふるさと(うさぎおいしの方ですね)を唄うという場面もありまして・・・ホントちょい役なんで、もったいないくらいですが、中さん、「海角7号」に出て、台湾では非常に人気が高いらしいのです。中さんの歌声、好きだから、1曲まるまる聞かせて欲しかったぞ!

 カフェで物々交換をするきっかけになったのは、姉が車を運転して、開店のディスプレイ用に郊外にカラー(水芭蕉みたいなあの花)を買いに行こうとして、携帯電話で話していて、トラックと衝突。言い争った後に、どうやら、修理代代わりに、そのトラックが積んでいたカラーを山のように貰ってしまったため、開店祝いにカラーと交換できる何か持ってきてねといってしまったからという場面がありました。

 この場面、時節柄、非常に印象的でした。

 自分の側に落ち度があっても、まず、が〜っと相手を責めちゃうヒロインの姿勢。日本だと過失相殺と言われかねない状態なのに、結局、修理代代わりに相手の商売の品物をみんな貰っちゃうって(あまりに沢山の花なんぞ貰っても、バンパーの外れた車の修理代を捻出できないので、不合理でコミカルな落ちにはなっていますし、届け先に渡すはずだった花を取られたトラック運転手は、そこそこの天気なのに、先方に携帯電話で連絡し、酷い天気で届けられないとか嘘ばっかりついているというところで笑いを取る場面でもありますが)、日本と東アジアの国々の国民性の違いなんだよなぁと思います。昔、アメリカで交通事故を起こしたら、絶対にsorryとか言っちゃだめだよ、謝ったら、こっちが悪いという事にされて、全部責任取らされるからと注意されたものですが、中華系の人たちも、同じような感じなんですね。見た目が非常に近いし、元々、古代から交流があった訳だから、ついつそい、自分たちと似たような言動をする人たちだと思い込んでしまうけれど、むしろ、欧米系に近いんだと思います。
 
 だから、今回の尖閣諸島問題なども、日本が悪いんだ、日本に非があるんだと、事実関係はそっちのけで言っちゃうんでしょうね。日本も、今トラブってる国々に対して、映画の中のトラック運転手さんみたいに、へらへらとしつつ、うまい落とし所を探したらいいのにと、ついつい思ってしまいました。

 ま、それはさておき、美味しそうに珈琲を淹れたり、スィーツを用意したりする場面もあって、なかなか和める映画で、私は気に入りましたよ。ほっこり系。日本で言うと荻上直子監督なんかの線でしょうか。

 映画を見ている間も、屋外の爆竹や太鼓の音が聞こえて来ましたが、終了して外に出ると、もう夜だ!という感じでした。

 入口で鐘や太鼓を打ち鳴らす人たちが待っている中、隣の中華料理店の中をブルーのかわいらしい獅子が練り歩いているのでした。まだ、ちょっと夕食には早いので、店内のお客さんはちらほらでしたが、食卓まで行って、獅子はお客さんの頭をかじるまねをするのです。友人たちは「日本の獅子舞と同じだね」と言ってました。そして、ちょっと高いところからぶら下げた派手なポチ袋にジャンプして食らいつく・・・。子どもの時に両親と一緒に中華街に来て、獅子舞を見たのを思い出しました。

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 お店から出て来たところの獅子を上手に撮れなかったのですが、こんな感じです。

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 すっかり夜の街の感じになっていて、長い景気の低迷期に、客単価が下がりまくった中華街。時間制限なしの食べ放題だよと、やっぱり日本語のつたない若者があちこちでチラシを手に客寄せしてましたけど、残念ながら、なまじ同じ市内だから、帰らない訳にはいかないのでした。ぐすっ!

 おひざ元の加賀町警察の前庭もえらく派手でしたよ。お祭りの時期だけなのかしら?

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 政治の世界はともかく、庶民レベルでは日台友好OKを感じ、楽しく過ごせた1日でした。ヽ(^o^)丿

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