酔狂なあほんだらと思うのですが、またまた京都に来ちゃいました。
あほんだらな事態になった言い訳をしますと…………夏前位に友人に師走の京都に行きたいかもと言われ、東横インシングル二室を予約したら、振られちゃったのです。が、この時期の京都の予約の取り難さから、ついついキャンセルがもったいなくなり、ふだん自分だけ行ってるプチ良心の呵責から、夫に声かけたら、パクッと来ましたね〜。
日頃の行いのせいか、この何年間かは見頃が11月下旬だった京都の紅葉、今年は早めで、もう枯れてるかもよ、と言っても、食い付いたまんまでございました(笑)。
で、もともと自分も行きたいから、ドタキャンの場合もキャンセルの手数料が最低な代わりに基本的料金はお高いめのJRの高速バスを予約して、早朝京都着でございました。
先ずは朝食時間でロビーに人がいっぱいの東横インに荷物だけ預けて、イノダ本店で朝ご飯ってのが甘かった。
週末の紅葉の季節のイノダ本店。並んでる、並んでる、朝も早よから〜♪
そこで、直ぐに切り替え、なかなかグッドな穴場へ。セルフサービスになりますが、寺町京極の本能寺の直ぐそば、上島珈琲。お手頃価格で枯山水の坪庭を見つつ、ゆったり過ごせますよ〜。チェーン店ではあるけれど、だからこそ、京都色のしつらえで、珈琲はさすが専門店のお味。奥の禁煙席がレトロなソファーで、高さがちょっと食べにくいけど、すごくいい感じでした。ハナマル!
さあて、私と京都旅行する人は、徹底的に歩かされ、交通費の節約にも付き合わされますが、最も合意を得やすい連れなので、文句なく京阪電鉄の三条へ。そこから、紅葉の名所として名高い東福寺へ行ったのです。
ちぇっ、ちぇっ、ちぇっ! つい先頃のテレビで絶賛、見頃は11月いっぱいですの筈が1日ズレたら色褪せだよ〜(泣)。
思えば長男が大学入学の年は若干早くて色付き不十分な東福寺。こりゃ、頭ン中でミックスだい!
とはいえ、やはり絶大な人気を誇るだけの見事な紅葉の群生で、通天橋以外のところで美しい紅葉があったり、落ちた葉は敷き紅葉と言うそうで、美しいカーペットでした。
塔頭にも見どころはいろいろ有りますが、欲張りは東福寺駅から叡電乗り放題チケットを買いました。で、いざ出町柳経由叡電へ!
最初に八瀬比叡山口。10月に特別拝観で感動した瑠璃光院を再訪問。
まるで信州あたりのような八瀬比叡山口界わい。↑
しかし、つい先頃テレビで万華鏡と言って、見頃は12月初旬と言っていた記憶が間違いだったのか、JR西日本のお出かけ情報に寄ると、雨が降って落ちちゃったらしく…………東福寺以上の色褪せでございました(涙)。その割に人は多く、落ち着きませんで、日頃の行いによるものかとプチガッカリ。
メゲずに乗り放題を生かそうと、宝ヶ池で鞍馬行きに乗り換え、やはり枯れ枯れの紅葉のトンネルを通り過ぎ、鞍馬駅近くの蕎麦屋でランチ。湯葉うどんをいただきました。
お参りせずに叡電に乗ると、きらら号でした。車窓に向いてシートが並ぶ観光車両で、プチラッキー!
岩倉下車、徒歩二十分程で実相院へ。ここは床紅葉が有名な門跡寺院ですが、叡電駅から歩く人は殆どいないので、てっきり落葉しまくりかと思ったら、皆さん、バスやタクシーで門前まで来られるようです。
でも、なかなか風情のある道ですから、お天気がそこそこで体調悪くないならば駅からのお散歩も良いですよ。
散り始めと言う事で床紅葉の紅葉そのものはやや色褪せでしたが、テラテラに磨き上げられた床に映る紅葉は美しい色合いでした。
帰り道、岩倉具視が幽棲していたという屋敷に寄りましたが、コンパクトでスッキリしたシンプルライフの極みみたいな趣味の良いお屋敷(但し、ド庶民の私から見たら十二分に豪邸(笑))でした。岩倉公が暗殺されそうになった時に身につけていたものや、東京の屋敷に明治天皇がお見舞いに来られ、ヨレヨレの病人が支えられ、恐縮仕切っている絵画(エアコンなど無い時代だから7月に亡くなったという病人の周りに花をあしらった氷柱が何本か置かれているのが印象的)などの資料が、時代を物語り、興味深かったです。小さな庭に紅葉も植えられていました。
岩倉から再び乗車した時には結構な降りでしたが、またまたきらら号に乗れました。
本当は茶山で金曜日、土曜日しか参観出来ないというヴォーリズ建築の駒井家を見たかったのですが、残念!受け付け時間が終わっていました。
そこで、下鴨神社の糺の森へ。ここは各種紅葉情報では京都一色付きはじめが遅い場所。つい二、三日前まで色付きはじめとあったのが、見頃に変わり立てのせいか、大勢の人で賑わってはいましたが、参道が広いので、激混み感はありません。
私は二度目ですが、今回何が驚いたと言えば、前回はかなりボロボロでひと気の無かった鴨長明ゆかりの河合神社がピカピカの美人願望を叶える御利益スポットとなり賑わっていた事でした。
な、何と鴨長明が住まっていたであろう方丈の実物大すら出来ていて、ビックリ!
本殿の奥の拝観料の要る部分は補修中なので、手前で失礼して、本日の観光はおしまい。
出町柳から京阪で三条下車でホテルに向かう途中、河原町通りで近ツリ発見!
明日はギリギリ紅葉が見頃のスポットが多い嵐山に嵐電利用で行くつもりでしたが、思い付きでトロッコ列車に乗ろうと思いました。
いやはやギリギリセーフ!希望した10時台は満席で9時早々の始発に同じ車両でバラバラに2席だけ残っていました。o(^▽^)o
ホテルまで歩き、チェックイン、一休み後、友人が株主優待割引クーポンをくれたサッポロビールの銀座ライオンでついつい食べ過ぎました。
ちょっと枯れ枯れの紅葉狩りにはなりましたが、なかなか充実の1日でした。
夫の携帯歩数計によれば16キロ歩行だそうで、当然ながら夜更かし禁物、直ぐまぶたが閉じちゃいました。(^^ゞ
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あほんだらな事態になった言い訳をしますと…………夏前位に友人に師走の京都に行きたいかもと言われ、東横インシングル二室を予約したら、振られちゃったのです。が、この時期の京都の予約の取り難さから、ついついキャンセルがもったいなくなり、ふだん自分だけ行ってるプチ良心の呵責から、夫に声かけたら、パクッと来ましたね〜。
日頃の行いのせいか、この何年間かは見頃が11月下旬だった京都の紅葉、今年は早めで、もう枯れてるかもよ、と言っても、食い付いたまんまでございました(笑)。
で、もともと自分も行きたいから、ドタキャンの場合もキャンセルの手数料が最低な代わりに基本的料金はお高いめのJRの高速バスを予約して、早朝京都着でございました。
先ずは朝食時間でロビーに人がいっぱいの東横インに荷物だけ預けて、イノダ本店で朝ご飯ってのが甘かった。
週末の紅葉の季節のイノダ本店。並んでる、並んでる、朝も早よから〜♪
そこで、直ぐに切り替え、なかなかグッドな穴場へ。セルフサービスになりますが、寺町京極の本能寺の直ぐそば、上島珈琲。お手頃価格で枯山水の坪庭を見つつ、ゆったり過ごせますよ〜。チェーン店ではあるけれど、だからこそ、京都色のしつらえで、珈琲はさすが専門店のお味。奥の禁煙席がレトロなソファーで、高さがちょっと食べにくいけど、すごくいい感じでした。ハナマル!
さあて、私と京都旅行する人は、徹底的に歩かされ、交通費の節約にも付き合わされますが、最も合意を得やすい連れなので、文句なく京阪電鉄の三条へ。そこから、紅葉の名所として名高い東福寺へ行ったのです。
ちぇっ、ちぇっ、ちぇっ! つい先頃のテレビで絶賛、見頃は11月いっぱいですの筈が1日ズレたら色褪せだよ〜(泣)。
思えば長男が大学入学の年は若干早くて色付き不十分な東福寺。こりゃ、頭ン中でミックスだい!
とはいえ、やはり絶大な人気を誇るだけの見事な紅葉の群生で、通天橋以外のところで美しい紅葉があったり、落ちた葉は敷き紅葉と言うそうで、美しいカーペットでした。
塔頭にも見どころはいろいろ有りますが、欲張りは東福寺駅から叡電乗り放題チケットを買いました。で、いざ出町柳経由叡電へ!
最初に八瀬比叡山口。10月に特別拝観で感動した瑠璃光院を再訪問。
しかし、つい先頃テレビで万華鏡と言って、見頃は12月初旬と言っていた記憶が間違いだったのか、JR西日本のお出かけ情報に寄ると、雨が降って落ちちゃったらしく…………東福寺以上の色褪せでございました(涙)。その割に人は多く、落ち着きませんで、日頃の行いによるものかとプチガッカリ。
メゲずに乗り放題を生かそうと、宝ヶ池で鞍馬行きに乗り換え、やはり枯れ枯れの紅葉のトンネルを通り過ぎ、鞍馬駅近くの蕎麦屋でランチ。湯葉うどんをいただきました。
お参りせずに叡電に乗ると、きらら号でした。車窓に向いてシートが並ぶ観光車両で、プチラッキー!
岩倉下車、徒歩二十分程で実相院へ。ここは床紅葉が有名な門跡寺院ですが、叡電駅から歩く人は殆どいないので、てっきり落葉しまくりかと思ったら、皆さん、バスやタクシーで門前まで来られるようです。
でも、なかなか風情のある道ですから、お天気がそこそこで体調悪くないならば駅からのお散歩も良いですよ。
散り始めと言う事で床紅葉の紅葉そのものはやや色褪せでしたが、テラテラに磨き上げられた床に映る紅葉は美しい色合いでした。
帰り道、岩倉具視が幽棲していたという屋敷に寄りましたが、コンパクトでスッキリしたシンプルライフの極みみたいな趣味の良いお屋敷(但し、ド庶民の私から見たら十二分に豪邸(笑))でした。岩倉公が暗殺されそうになった時に身につけていたものや、東京の屋敷に明治天皇がお見舞いに来られ、ヨレヨレの病人が支えられ、恐縮仕切っている絵画(エアコンなど無い時代だから7月に亡くなったという病人の周りに花をあしらった氷柱が何本か置かれているのが印象的)などの資料が、時代を物語り、興味深かったです。小さな庭に紅葉も植えられていました。
岩倉から再び乗車した時には結構な降りでしたが、またまたきらら号に乗れました。
本当は茶山で金曜日、土曜日しか参観出来ないというヴォーリズ建築の駒井家を見たかったのですが、残念!受け付け時間が終わっていました。
そこで、下鴨神社の糺の森へ。ここは各種紅葉情報では京都一色付きはじめが遅い場所。つい二、三日前まで色付きはじめとあったのが、見頃に変わり立てのせいか、大勢の人で賑わってはいましたが、参道が広いので、激混み感はありません。
私は二度目ですが、今回何が驚いたと言えば、前回はかなりボロボロでひと気の無かった鴨長明ゆかりの河合神社がピカピカの美人願望を叶える御利益スポットとなり賑わっていた事でした。
な、何と鴨長明が住まっていたであろう方丈の実物大すら出来ていて、ビックリ!
本殿の奥の拝観料の要る部分は補修中なので、手前で失礼して、本日の観光はおしまい。
出町柳から京阪で三条下車でホテルに向かう途中、河原町通りで近ツリ発見!
明日はギリギリ紅葉が見頃のスポットが多い嵐山に嵐電利用で行くつもりでしたが、思い付きでトロッコ列車に乗ろうと思いました。
いやはやギリギリセーフ!希望した10時台は満席で9時早々の始発に同じ車両でバラバラに2席だけ残っていました。o(^▽^)o
ホテルまで歩き、チェックイン、一休み後、友人が株主優待割引クーポンをくれたサッポロビールの銀座ライオンでついつい食べ過ぎました。
ちょっと枯れ枯れの紅葉狩りにはなりましたが、なかなか充実の1日でした。
夫の携帯歩数計によれば16キロ歩行だそうで、当然ながら夜更かし禁物、直ぐまぶたが閉じちゃいました。(^^ゞ