さすがにぎっしりの京都疲れ。やっぱり以前より疲れやすくなってるぞ(無料添乗員のサービスのせいもあるか?)と思いましたが、昨日は洗濯物と格闘し、だらだらしました。

 京都では中央道笹子トンネルの天井落下という衝撃的事故に驚きましたが、今度は中村勘三郎さんの早すぎるお別れのニュースに驚きました。

 京都、南座の興業の看板に息子さんたちの名前も連ねてあったのを見たばかりです。

 中村勘三郎さんは、子どもの頃から活躍されていて・・・私にとっては「ちょっと年上のお兄ちゃん」みたいな感じでした。

 ぶっちゃけ、自分の兄は年が離れていて、子ども時代は全然やさしくなくて、勘三郎さんをテレビで見ては「こんなお兄ちゃんだったらなぁ」と思ったものですよ。
 彼の舞台を見たのかどうか・・・残念ながら記憶がありません。学生時代、仲の良かった歌舞伎研究会の部員だった友人は、片岡仁左衛門(当時は片岡孝夫)さんの熱烈ファンで、たかおちゃんの舞台は何度か行き、その時に玉三郎さんや、先代の尾上辰之助さんなどを見ました。

 子役から始まって、演技者としてどんどん大きくなって、人間の幅も広がって・・・

 歌舞伎だけじゃなくて、テレビドラマにも出演されていたのは追悼ニュースでも繰り返されていましたが、私にとって印象的だったのは、仲村トオルさんの奥さんになった鷲尾いさ子さんと勘三郎さんが出演されて、脇で渡辺えりさんや中村嘉津雄さんが出ていたNHKのコミカル系ドラマ「ばら色の人生」です。

 不思議ちゃんの鷲尾さん相手に、勘三郎さんはいかにもいい人だなぁという演技をされていました。

 追悼で語る方たちが異口同音にいい人だったと言っているだけに、気配りの方だったのでしょうね。また、演技者としての実力はもちろん、演出力もあったそうでして、文字通り、惜しい方が逝ってしまわれました。

 今年は私の私的な知り合いでも、本当に惜しい方が亡くなってしまって、悲しい思いをしましたが、年末になって、また悲しいお知らせでした。

 あまりに早すぎるご逝去。ご冥福をお祈りいたします。

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