同じ日に二カ所を回る二毛作では疲れてしまい必要最小限の事しか出来ませんでしたが、今日も映画観ました。

きっかけは仕事と遠距離の実家通いで妻に先立たれたお父さまの面倒を見ている友人と、実に一年ぶり位に予定が合った事。

地味映画だけど映画見に行きたい、の発言にヒョイと乗ってくれて、寒さに外出を迷った私の背中が強力に押されました。

シネマ・ジャック&ベティ。何にも割引が効かない日ながら、会員更新にもらった無料鑑賞券とメンバーズ料金の二本立てでひとり750円で済みました。

ランチタイムにかかるため、先ずはやよい軒で早めのご飯。季節限定の博多水炊き定食という、やよい軒では高めのにしましたが、アジフライも付いて、さすが男性好みの定食屋さんです。やよい軒は夜行バスで京都着後の朝食スポットの一つですが、伊勢佐木町店は初体験。結構ゆったりしていて店の人も感じ良いですよ〜。

映画「希望の国」はベテラン夏八木勲さんが主演で、園子温さんが監督。

園子温監督と言えば、スプラッターが苦手な私は絶対見られない「冷たい熱帯魚」から、観たことないのに、キワモノ作品の作り手のイメージを抱きましたが、希望の国は反原発を訴えるドラマです。
福島の事実を踏まえ、被災者に聞き取りを行って作られたそうですが、舞台は長島県という架空の場所。主人公たちは原発を誘致した地域に住み、酪農を営み、隣近所とも仲良く付き合っています。明るくかわいらしさがある妻は認知症で、時々チグハグな事を言い、庭の花いじりをしていますが、家事は夫にお任せ状態。息子夫婦ともいい関係で平凡ながら穏やかな暮らしを営んでいます。

それが、ある日起こった地震と、それに続く原発事故で崩壊して行くさまを、政府や行政、マスコミや権力者に都合の良い情報を流す御用学者などの無責任さなどを示しながら描いています。

タイトルは強烈な皮肉というのが観終えての実感でした。

しかし、このような痛烈な批判をしている作品が上映されるだけ、日本はまだマシなのだろうな〜と言う思いも抱きました。

ロケ地は主に深谷市辺り、俳優さんたちは園子温作品の常連さんもそうでない方々もいたようですし、見落とす程のチョイ役で伊勢谷さんなど有名な方々も出ていたようです。いずれも熱演という押し付けがましさの無い熱演でした。

切なくやるせないけど、いい作品だったと思います。


…………と、他人ごと、フィクションだよなと思って観ていてはいけない内容でした。

政権が変わり、好戦的な雰囲気が増殖すると共に、経済的な復興を唱えながら、原発の負の面を忘れようという気運も増殖しているようですが、景気回復、強い日本の声の裏に何があるのか、私たちはしっかり考えなくてはいけないと思います。


シリアスな映画のあと、お隣の不思議な品物を並べたカフェ(?)の店頭で掘り出し物発見!

友人はカゴ付きグラタン皿、未使用品一つ百円を手にしましたが、私はパスタにも使えそうな白い皿を発見。ほとんど使われた形跡無く、ムムム、このレリーフは…………(厳密にサイズ覚えていませんが、こんな感じ ↓)



皿をひっくり返して見たら、やはりジノリのベッキオ。一枚百円とはあり得ない値段。

結局、正月の支度中にノリタケを割ってしまったという友人がお買い上げ〜♪

両方は重たいだろうからと、ジノリをけしかけた手前もあり、グラタン皿は私が運びました。

〆は久しぶりにはま志゛まんでケーキセット。

ショーケースのいくらのケーキと一緒でも珈琲か紅茶で七百円は嬉しいです。珈琲に添えられるクリームも生クリームなのが良いですし、そもそも珈琲がおいしい!


忙しい友人が久しぶりに豊かな時間を過ごせたと喜んでくれたし、私もとても楽しい一日でした。

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