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エイプリルフールの京都引越宣言には及びませんが、やって来ました、またまた京都!

少し前までは父や祖母の体調次第、最近はシニアチンチラのゴマの体調次第ということで、無事に出発するまで、行くぞ〜宣言をしづらい小心者です。f^_^;

今回の相棒は夜行バスだとキツいとのことで、次善の手段として、じっつに久しぶりにぷらっとこだまを利用してみました。

ぷらっとこだまはJR東海ツアーズのツアー商品。指定のこだまに乗り遅れたら、もうアウト。一から切符買い直しですが、新横浜から京都、ワンドリンク付きで一万円でお釣りが出ます。

選べる時間が限られていて、乗り遅れリスクが怖くて、十時十六分発、京都は各駅停車で十三時三十四分着ののんびりペース。

今回、通路側の席にデカいスーツケースを置いたアジアからのお客様と思しき男性がいて、よく寝てらして、トイレ行き辛いのが、ちと難でしたが、まあ、こだまの賑わいもすごい。

一時期こだまならば楽々席があいている時代がありましたが、こだまの本数が減った今、のぞみに負けないほどの混み方、いやそれ以上かもです。

京都に着いて、バスターミナルの行列に仰天。行き先が国立博物館なので、タクシーのワンメーターで行けるので、タクシー乗り場へ。

雨模様なので、ゆっくりスタート、京都狩野派の山楽と山雪の特別展をじっくり楽しみました。

直木賞作品の「等伯」では悪役の狩野派。しかし、永徳の技法を受け継ぎ、豊臣から徳川に権力が移る時代に翻弄されつつ、見応えのある作品を残しています。

徳川に付き御用絵師になった江戸狩野派に比べ、地盤沈下した京狩野派の鬱屈もあったのだろう、という竜虎のトホホな表情がすごく良かったです(笑)。

中華街の○○飯店に置いてあっても違和感がなさそうな中国風の図屏風や絵巻もあれば、チェブラーシカみたいにかわいいお猿さんがいたり、仏画ありで、幅の広さに驚きました。

上野の東京国立博物館の解説と比べ、ポップでキュートな解説にも和めました。お行儀良く官僚的イメージの東大に対する自由奔放な京大的なものを感じましたよ〜。

お庭の桜がとてもきれいで、さりげなく配置された考古学的な美術品を楽しみつつ、お花見しました。空いてて最高!

バスで北大路バスターミナルに向かいましたが、最初こそ混んでいましたが、清水寺界隈からドンドン下車。八坂神社を過ぎる頃にはかなり空き、終点ではガラガラでした。

今回、たまたま画面を見て空きを発見、予約を入れられた四季倶楽部の加茂川荘。窓の外には半木の道の桜が見えて、とてもステキです。

四季倶楽部の中でも、人気高そうですが、もともと三菱自動車の保養所とのこと。三菱地所の社内ベンチャーから始まった四季倶楽部。こんないい場所に確保出来たのは、三菱グループ内企業同士だからかも………なあんて考えちゃいました。

お食事は和の雰囲気のあるイタリアン。こだま車内で食べた昼食の弁当が早め、こじんまり系だったこともあり、たいそう空腹。大変おいしくいただきました。

お風呂はこじんまりサイズですが、定員が多くないから、悠々でした。

駅のポスターや配りものでは5日からの植物園の桜ライトアップ、電話して聞いたら前倒しで先月三十日からとのこと。

子どもの遠足状態で五時起きしてしまったので、今日はもう寝ますが、明日トライだわ。

お天気回復するといいなぁ……の生まれつきの雨女で〜す。