てっちゃんな息子を持つ鉄子な友人と香川県の私鉄、琴電(高松琴平電気鉄道)の100周年記念に絡めた映画「百年の時計」を見に行きました。

  私の経験では、●●記念作品の類は、お祝いのためにその企業やら、地域のよいしょし過ぎ、アピール過剰で、ストーリーがばきばきになっている事も多いので、正直なところ、そういう風な展開でも仕方ないかも?と覚悟はしておりました。

 でも、鉄子さんも私も「思っていたよりずっと良かった」「いい映画だったね」というのが感想です。

 確かに琴電は重要なファクターではありますが、老若の二人の主人公、破天荒な老アーティスト、ミッキー・カーチスさん演じる安藤行人と、アメリカ留学中に切り絵作家だった母を失った心の傷を持つ美術館学芸員、木南晴夏さん演じる涼香の、それぞれの抱えるものや、思いを描いていて、琴電と地域がでしゃばり過ぎず、じんわり来るストーリーでした。

 (な、何と、涼香のお母さん役の池内ひろみさんって見たことあるお名前、同姓同名?と思っていたんですが・・・離婚カウンセラーの池内さんご本人だったのね=蛇足(^^ゞ)
 いわゆるメジャー系映画ではないから、ジャック&ベティでも短期間の上映なのですが、もっといろいろな人に見てもらいたいねぇと話し合いました。

 私、子どもの頃、一度だけ琴電に乗っていると思います。

 祖父存命中、故郷の越智郡(平成の町村合併で今治市になった)に行った帰り、予讃線で高松に出て、そこから金毘羅さんにお参りするのに乗ったように思います。電車にはエアコンなどない時代。暑かったのと、虫の音が聞こえたように記憶しています。ローカル線なるものを知らなかった都会っ子だったので、短くてかわいい電車だなぁと思いました。

 昨年末見た、黄金町が舞台の映画でも出演されていた井上順さんが、小学校の先輩(ただし、私が入学した時にはすでに井上さんは芸能界の人でしたから、だいぶん上の先輩ね(笑))という事もあって、私自身が、過去の記憶がよみがえって、この映画のテーマの人生の記憶と重なったのも、好印象の理由かも知れませんね。

 
 鑑賞後、急いで黄金町駅そばのホテル・マイステイズ横浜内のレストラン、阿蘇商會へ移動。予約を入れておいたので、先に来ていた友人と合流。ここ、すっごい穴場です。時間制限なしのランチブッフェは1200円。野菜中心のヘルシー系ですが、パスタ、ゴーヤチャンプルー、チキン料理、蕎麦、カレーライス、デザートはゼリー系でケーキはないですが、時節柄かき氷やくずもちもあるし・・・なかなか美味しかったです。

 まだ知名度が低いみたいで(喫煙率高そうな横浜一ディープな地域ながら、全室禁煙というのもあるかも知れませんね。でも、喉の弱い私にはありがたい事です)、空いているのですが、従業員さんの感じも良いし、映画を見たら、ここもいいなぁと話しました。

 タバコなくていいよという方が、お近くにいらしたら、お勧めで〜す。

 その後、友人の一人が「今日が最終回と言っていた、朝のNHKで紹介していた切り絵作家さんの展示が、有隣堂だっていうから行こうよ!」というので、ほいほい行ってみたら・・・


 いや〜〜〜、激込みです。

携帯から取込 044


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 昨日の美術館の方がずっと見やすかったですわよ。面積は小さなギャラリースペースに人がてんこ盛り。こりゃ、正倉院展やフェルメール展(最新のは行ってないけど)の密度に負けてない!


 NHKのおはよう日本で放映された事の威力ってすごいですね〜。むか〜し、祖母が銀座松屋で人形展をした時、日テレで夕方4時台くらいに紹介されただけで、かなり混んだ記憶がありますから、ましてや平日7時、時計代わりのNHKとなったら、激混みは当然なんでしょうね。

 しかし、NHKさん、慎重なのはわかりますが、どうして、大概の個人の美術展の類は、最終日、もしくはあと1〜2日しか残っていない時に紹介してくれるんでしょうか。

 もう少し余裕がある時に紹介してほしいです。お願いいたします。(__)

 あまりの人いきれに、テレビで紹介されていた富士山の切り絵は何とか見られましたが、その先はギブアップでしたが、非常に美しい作品でした。

 92歳のアーティスト内田正泰さんが人垣の真ん中にいらして、切り絵についてご説明しておられましたが・・・猛暑の屋外の熱気をそのまんま室内に持ち込んだような状態で、大丈夫かしらん?と心配になるほどの混雑でした。

 げに恐ろしきテレビの威力!

 あとは伊勢佐木町のユニクロの入っているビルの3階〜6階までのダイソーに行って、たった2点だけ買い物をして帰って来たのでした(笑)。

 暑かったけれど、楽しい1日でした。

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