昨日からやっと接骨院通いを再開しました。

ゴッドハンド先生のお越しをお待ちする間、患者さん同士でおしゃべりをする事も多いのですが、昨日の話題は危ない商法でした。

と言うのは、近所で格安でパンを販売するお店がオープンしたとかで、目の前をチラシを持ったシニアが「どこかしらね」などと言いながら、通り過ぎるのです。

昨日は照り降り激しく、時々雷鳴も聞こえ、アラウンド古希に見える方々にはなおさらお出かけ好適日には思えないのに、何組かが近所の路地に向かっていたのです。

以前、同じく近所の別の路地で体育館に並べるような椅子にアラウンド古希以上と思しき方々がぎっしり詰まった空き店舗利用のスペース、入り口に壮年男性が、まるで見張りのように立っているのを見て、異様な感じだったのを思い出しました。

こりゃ、多分、催眠商法とか、ハイハイ商法とか呼ばれる悪徳商法ではあるまいかと懸念したのですが、本格的な猛暑となる頃には、また空き店舗に戻っていました。


(※ハイハイ商法とは、いかにもお買い得そうな値段の雑貨など軽微な価格のものから順に出されて「これ、欲しい人」といわれ「はい!」と手を挙げているうちに、ドンドン高値のものが出て来るが、その頃には判断力もなくなり、また「欲しい人」で「はい、はい、はい」と手をあげてしまうから、そのように呼ぶようです)
そして、また同じような店舗(?)が出現したようです。

しばらくすると、名の知れた大手でもないパン屋のオープンらしからぬスーツ姿の男性が角に立っているのが見えました。

そこで、ゴッドハンド先生を待っているこちら側では、ひとしきり悪徳商法話で盛り上がったのですが、少しご年配の女性が、以前、お友だちと様子を見に行こうと、誘いあわせて、似たようなオープン特価を目玉の店舗(?)に行った時のことを話してくれました。

会場に入ると、ドアを閉め、途中で出られないようにしてしまうそうです。話を聞かされ、毎日通うように言われたそうですが、彼女たちは賢明にも、個人情報を記入する事もなく、二度と行かなかったそうです。

そういう人たちは、何やらサービス品は貰えないそうですが、特に恐ろしい思いもしないで済んだとのこと。

で、持ち帰ったパン。これがパンの形はしているが、不味くて不味くて、とても食べられたものではなかったとか。

その方の別の友人は別の会場で味噌を貰ったものの、そちらも食べられる代物ではなかったそうです。

かと思うと、居合わせた他のシニア女性が、自分のお母さんがその手の商法に騙され、安物の羽毛ふとんをとんでもない価格で買わされていた話をしてくれました。

もうひとりは、ご主人の中学時代の同級生がその手の商法の親玉をして、豪邸を建てたと自慢したので、たしなめたと言う話をしてくれました(その人はその後、まともな仕事についたそうで、多分、足を洗いたくて同級生に話したのだろうとのことでした)。

いやはや、ビックリです。

決して他人事ではなく、シニア世代の誰でもが、この手の悪徳商法に遭遇する可能性が著しく高いのを知りました。

安く、得!を過剰に求めていると、射幸心を煽られてしまい、こんな落とし穴があるんだ! これは自戒です。

そして、今朝………その会場らしき場所で二人組のお巡りさんがバイクを降り、彼らの前には、あまりベーカリー関係者らしい雰囲気ではない赤っぽいシャツを着た男性が、パンと思しき荷物を持って立っていました。その後のことは不明ですが、誰かが「あそこ、危ないです」と警察署に連絡したのではないかと推測しました(しっかし、まぁ、警察のお膝元で、ようやるわ、という場所ですよ(ーー;))。

 皆さんの身の回りでも、こういう怪しい話、きっとあるかと思います。
 
 高齢者目当てのこの手の危ない話、「話し相手がいなくてさびしい」(悪徳商法として、名をはせた豊田商事、担当者はサイフの紐を緩ませるまで、それはそれは優しく話し相手をしてくれたのは有名な話ですね)、「ひまである」「だけど、懐具合はいまいちだから、少しでも安いものが欲しい」という方たちが狙われるようです。

 身近にご高齢の方がいらしたら、お話し相手をしてさしあげたり、ご家族ならば連絡をなるべく密にすることが、振り込め詐欺の類を防ぐ対策にもなりますね。


 さて、そしてオチは・・・

「ははは、私たちは、ここで先生を待って並んでなくちゃだから、ああいうのにひっかかりやしないわね」なのでした。(^0_0^)

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