ゴジラが上陸したことになっていて、日本最初の洋式灯台が建てられた観音埼。私にとっては思い付いたらサッと行ける海辺のリゾートです。

 子ども時代を過ごした懐かしさのある横須賀(何しろ子ども時代、大津と言えば横須賀のしか知らなかった。龍馬の妻、おりょうさんの菩提寺が有ります)なので、なおさら行きやすく、日ごろお疲れ気味、やすらぎたい友だちがいると連れて行っちゃいます。

 今回は友人の希望で、横須賀美術館へ。まん前が海、緑に囲まれた開放感がある美術館です。

 まずは腹ごしらえ。美術館内のアクアマーレというレストラン。大人気で予約が正解です。

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 ↑ 私が頼んだパスタセットの中のシラスのパスタ

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 ↑ 友人が頼んだシラスのピザ。てんこ盛りシラスだぁ! 

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 ランチセットにはソフトドリンクがつきますが、さらに300円プラスで、こんなデザートが付くのです。

 さ〜て、美術館に入ります。
  ただいまのテーマは「たいけん、ぼうけん、びじゅつかん!」 ひらがなで書かれているので親子で楽しめる企画のようです・・・が、当初、私は内心「お子ちゃま向けで面白くないんじゃないの?」と失礼な事を考えていました。

 いやはや、これが楽しかった。写真撮っても良かったり、ものによっては遊んでも良いという展示。順不同ですが、写真を撮ったもの(子どもたちが身を乗り出して遊んでいる幕末のサッカーゲームは、お顔を避けて撮るのが難しいので断念)です。

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 この黄色いチューブはタイムトンネル。何とも不思議な雰囲気で、本当に歴史の中に吸い込まれてしまいそう。もやが発生しているように見えましたが、目の錯覚? 私と同い年の友人は、むか〜し、子ども時代にNHKで「タイムトンネル」というアメリカ輸入物のドラマ(今で言うと、タイムスクープハンターみたいな番組ですな)があったのを唐突に思い出してしまう程の作品でした。松井紫朗さんの《Channel》2010年、あいちトリエンナーレ2010の展示作品とのこと。

 こちらは最初のお部屋にあった光と影などを使った不思議な作品。

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 影絵の世界に入れてしまう!

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 このほか、ごとごと動く不思議な卵状の石もありましたし、別の部屋にはひょうたん型の伏せられた水槽に金魚が入り込むと巨大になる作品があったり、こんな建造物(実際に観音崎沖にあるものを模した)もありました。日比野克彦さんの三軒家突堤というタイトル。ダンボールに着色ですが、建物の下に入ったり、そこから周囲に張られた作品を眺めたり出来るのでした。

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 常設展のコーナーの中に、特集として眞板雅文さんという金属を使うアーティストの作品があったのですが、これがまた、素敵なオブジェ。家に飾ったらいいだろうなぁと思うものや、水と鉄を使った座りたくなるような革張り椅子を並べたような作品もあったりして、ユニークでした。

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 美術館の前はこんな感じ ↑ で、とても開放感があります。

 予想に反してすっかり楽しんでしまったので、気付いた時には、近隣散策も、観音崎京急ホテルの立ち寄り湯、スパッソ利用も、もう無理ね〜という時間になっていたので、また次回を期して観音崎とお別れを告げたのでした。

 とても楽しい1日でした。

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